大切なものをたいせつに

北極海航海に2度いくほど海が好き。 疑問に思ったことは自分の目で見て感じて確かめたい、と17歳でイギリスに1年間滞在、その後、北極海研究船に2度乗船する。メーカー勤務、大学勤務の中でその場で「話の見える化」を行うグラフィックファシリテーションと出会う。会議、ワークショップ、講演会、教育現場等、これまでに500以上のの現場に携わる。発達凸凹への活用を中心として、組織開発や教育現場での活用法を探求している。 https://www.tagayasulab.com/graphicfacilitation

活動進化プログラム『協創が促進していくチームが生まれるためのビジョンメイキングとは?』

京都市の企画、まちしごと総合研究所主催の、2018年度第1回目の"みんなごと"のまちづくり推進事業活動進化プログラムで、グラフィックファシリテーションをさせていただきました^^

 

講師は、今年もたくさんお世話になった安斎さん! 

 

しかもテーマが『協創が促進していくチームが生まれるためのビジョンメイキングとは?』という関心のど真ん中でした。

 

グラフィックファシリテーションをはじめてから、企業内でよく依頼をいただいていたのが「ビジョン策定」や、ビジョンを擦り合わせるような「目に見えない想い」や「いきなり言葉にしてしまうとズレが起きてくる10年後の目標」等について話す会議でした。

 

いきなり言葉だけで話し合って、文字にしてしまうと、本質的な話をできないままに、言葉尻を扱ってしまったり、文章の添削になってしまう。

 

最終的には計画書や定義書に文字として落とし込むようなことも、まず、お互いが頭の中でどんなイメージを描いているかを描くことで、そこにそれぞれの価値観が入ってきたら、微妙なズレに気づけるようになる。

 

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ということで、楽しみにしていた講座。去年に引き続き早くから満席になるほどの大人気で、マックスさんのファシリテーションで始まりました^^


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当日の安斎さんのお話しについては、まちしごと総合研究所のホームページでレポートしてくださっています!

 

machigoto.org

 

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前半は話題提供。

後半では、参加者同士での対話の時間をとりました。


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個人的には後半の参加同士の対話から生まれてきたさらなる「問い」が面白くて。

 

各グループで話された内容の発表をその場でグラフィックで描かせていただきました。


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どれも、「そうそう!そうなんだよね」と思わず言いたくなるような内容で。

 

問いを持つと、いろんな物事を見る時にそのフィルターが、働くようになって問いに関する情報が集まってくるようになるんですよね。

 

ということで、1ヶ月以上経った今でも定期的にグラフィックを見ながらこの問いについて考えている日々です。

「話の見える化を活用したサポート グラフィックファシリテーション体験講座」を10/8 広島で初開催します。

10/7に開催される「発達障害当事者会フォーラム in 広島」に合わせて、「話の見える化を活用したサポート グラフィックファシリテーション体験講座」を広島で初開催します。

 

8月に福山市で実施した対話の場 One day cafe.kyoto(凸凹future center) に40名近い方がこられて、話の見える化のサポートがあることで話しやすくなったり、安心して話せたというお話を受けて、急遽開催することになりました。

 

sayo-dem.hatenablog.com

 

話の苦手な人も描くのが苦手な人も一緒に対話できる場にするための一つの方法として。

支援者の方も、当事者の方も一緒に学びませんか?

 

何でもかんでも見える化することが良いとは思わないし、何が効果的で、誰の役にたつのか、私自身、模索中です。何が正しいかわからないですが、これまで、1対1の可視化支援は研究されてきましたが、人間の関係性の中で人が成長するとしたら、このような複数の人の中での可視化がもたらす可能性は大きいのではないのかな、と感じています。

 

生きづらさを社会のせいにせずに、自分たちから何か一歩を踏み出すエネルギーが生まれる場をつくれると感じています。
・・・分からんけど。笑 

 


もし、関心のある方がいたら、必要な方にご共有お願いします^^

https://www.kokuchpro.com/event/daccd7ec7ff00aa91451456b5682d6f6/


関西では12月に予定しています。

無作為抽出ワークショップ「未来をつなぐエコプラザ」 @東京都武蔵野市

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東京都武蔵野市環境啓発施設エコプラザ (仮称) を考える無作為抽出市民ワークショップにグラフィックファシリテーションでおじゃましてきました。

 

実は、今回、特別な思い入れがありました!

 

去年の夏、AoHで出会い、環境について話をしていた郁さんに「環境に関するワークショップだから、さよさんを思い浮かべました」と声をかけていただいていて。理系だったことが生きるこの分野で、しかも郁さんがファリシテーションを担当される中で、一緒に場づくりさせていただけることが楽しみでした。

 

sayo-dem.hatenablog.com

 

 

元々ゴミ処理場だった場を壊さずに、環境啓発施設エコプラザ (仮称) にする

 

ゴミ処理は市町村の仕事。始まりは、昭和30年。三鷹市内に建てられていた焼却場での武蔵野市三鷹市のごみの共同処理が問題となり、三鷹市民による武蔵野市のごみ搬入阻止に至りました。このことがきっかけで、武蔵野市内への焼却場設置が必要になりました。その後「ゴミ処理所をどこに建てるんだ!」とゴミ戦争と呼ばれるほどの論争に。その中で、武蔵野市では徹底した市民参加による議論が実施されてたそうです。昭和59年には、なるべく目立たないように木々に覆う形で武蔵野市クリーンセンター(今回エコプラザとしてプラットホームとして生まれ変わる場所)が建てられたというストーリーをお聞きしました。

 

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そして、今。見えるオープンな形で平成29年4月にクリーンセンター敷地内東側に新工場棟が本稼働しました。同時に、これまで使われてきた旧クリーンセンター(正確には旧事務所と旧プラットホーム)を壊すのではなく、エコプラザ(仮称)として残すことにしたそうです。

 

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かわいい模型。左側が昔からある旧クリーンセンターの一部を再利用したエコプラザ(仮称)。

右側は新しくできたクリーンセンター(とってもおしゃれ)

 

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新クリーンセンターの写真

 

 

何十年も紡がれてきた住民のみなさんの想いを残したり、想いを未来につなげる場としてプラットホームにしていこう。と、今年の2月から19回にわたって議論を重ねてこられました。

 

今回、私が関わらせていただいたのは、エコプラザ(仮称)の基本的な考え方についての意見を市民からもらいエコプラザ(仮称)で市民としてどのようなことを実現したいか、どのように関わりたいかを考えてもらう機会としての無作為抽出ワークショップでした。

 

 

無作為抽出ワークショップ

私自身、実は参加者側で無作為抽出に参加したことがあるけれど、関心のある人もない人もいる中で、必要な声、小さな声が出せる場にするのはとても難しい。と感じていました。当時、自分に自信のなかったわたしは声の大きな年配の方に気を遣ってしまい、何も話せなくてすごく居心地悪かったのを覚えています。

 

そんな経験もあり、グラフィックファシリテーションを通じて私自身がこの場で大切にしようと思ったことはこんなことです。

 

・耳障りの良いいい事ばかりだけでなく、市民の声として必要な声(ネガティブなことも含む)を受け止める雰囲気づくり

 

・市民同士が対立したり攻撃するのではなくて、ひとりの市民の声として安心して声を出せるような場への貢献

 

・グラフィックは、遠くから見る方にも見えるように大きく、そして絵を多いめに描いて、発言された方を受け止めているということがリアルタイムに伝わるようにする

 

・参加者ひとり一人の温度差だけでなく、主催者側との熱量の差を繋ぐ

 

・どんな意見が出てくるか分からない場。主催者の方の不安を減らすことは難しくても、グラフィックを描きながら相づちをうったり、参加者の声を聞きにいったり、待ったり、グラフィックの場をホールドする力を最大限活かして安心を増やす

 

・グラフィックはできるだけ自分の解釈をいれない。構造化しない。

→参加者が話したままを模造紙の上に残して、後日クリーンセンターを訪れた人も意見を言いたくなる余白を残しておく


また、お一人で来られている方が共にワークショップをする空間。

 郁さんが多様な市民が集まるファシリテーターとして場をホールドされている間、ホールドするだけでも大変なことなので、私としては、特に、進行すると共に起きてくる参加者とファシリテーターとの空気感のズレや参加者側から生まれてくる違和感を察知しながらファシリテーターに伝える役割をとらせていただき、いつもよりも参加者の輪に入って話してみたり、参加者の声をテープルの模造紙に描いて、描き方をさりげなく実演したりしました。

 

 

施設見学とワークショップ

この場は、10年間新クリーンセンターの設立に関わってこられた木村部長のお話にはじまり、そして、丁寧に参加者と向き合い言葉を選びながら10年分の想いを伝える木村部長のご挨拶で終わりました。

 

大まかなタイムラインは、ワークショップの主旨やエコプラザ(仮称)の説明、施設見学、そしてワークショップという順番でした。

 

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 クリーンセンターを見学している間も木村部長がとっても熱をこめて説明してくださりました。

 

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ゴミを撹拌している様子もみれるガラス張りの施設。


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セメントとして利用される様子も見れました。

 

 

個人的な感想として、木村部長がとっても素敵な方だった。

10年分の想いがあるからこそ伝えられることを、押し付けるでもなく、「難しいよね。」「答えがないよね」「これからもつくりながら考えていくんだよね」と市民と同じ目線にたって余白を残しながら話てくださり、なんだか応援したくなる。私はすっかりファンになっていました。

 

 

エコプラザ(仮称)はなんともたまらない廃墟感

エコプラザ(仮称)は地球温暖化を背景にごみをはじめ、資源、エネルギー、緑、水循環、生物多様性など、多様な環境啓発の拠点施設として、市内全域へと環境に配慮した行動を促す施設です。

 

エコプラザ(仮称)は旧クリーンセンターの一部を利用していて、この大空間はフリーゾーンとして活動成果、市民活動団体の企画展などを実施したり、子ども達が遊びながらエコを学んだり、廃材ワークショップや廃材ストック棚などを設置したものづくり工房ゾーンとして活用する予定。


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何もかもつくり込まれた建物が増える中で、このただただ広い大空間と自由に汚しても良い空気感。わたしは大好きでした。


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この他にも、アーカイブや市環境啓発部門やコミュニティカフェ、情報コーナー、スタディルームの設置を予定されています。

 

 

参加者の声

参加者は無作為抽出なので、普通のイベントみたいに自分の興味関心で来ている人ではなく、年齢も性別も職業もバラバラ。一人で参加する方ばかり。ワークショップにも慣れていない方がほとんどの中で、思ったことを声に出すだけでも本人にとってハードルが高い。そんな中で、一つでも安心を増やし、意見を言ってもいいんだと思える場。こういう場のワークショップにグラフィックが必要だと判断して活用してくださる郁さんと出会えたことに改めて感謝しました。

 

参加者の様子を見ながら、「参加者に声を出してもらった方がいいね」「今、場が変わってきたね」と目の前の人に寄り添いながら必要な変更をして進めていく。ワークショップ中もこまめに話しながら進行に伴走させてもらうことができました。ワークショップの後も気づいたら4時間くらい振り返っていて、現場の実践を積み重ねておられるからこその気づきにたくさんの刺激をもらってほくほくして帰りました^^


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答えを出すことが目的ではないワークショップだから「いいね、いいね。」だけでなくて、「これはどうなの?」「そもそも・・・」「・・・とはいえさ」といった声も大切だから。それが出てくる場でした。


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中学生からお孫さんのおられる方まで。多様な方が同じテーブルで話されていました。


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万能薬はない、いろんな副作用のことも考えていく必要がある中で、この短時間の中で自分ごとにしていく方が何人もいて、エコプラザ(仮称)と共に暮らしていく景色をイメージできる時間でした。


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まだまだ答えはないんだよね、と私たちに余白を見せてくださる木村部長に会いにいくだけでも意味がある気がしていたり。この余白に何が生まれていくのかとっても楽しみで、少し熱を入れて書いてしまいました。

 

あくまでも鈴木の解釈の入った文章です。偉そうな表現になっていたり、主観が入りすぎていたら申し訳ありません。グラフィックに関しても、もっともっと余白をつくれたらな、や、文字を減らせたら…等、心の中では自分のグラフィックの未熟さへの葛藤は絶えませんが、こうして実践の中での経験をすこしずつ蓄積していくことに全力を注いでいます。

 

ぜひ、直接足を運んで、自分の肌で感じてください^^

 

実は1年に2万3千人の方がすでに訪れている新クリーンセンター。

この面白さは、しばらくしたらさらに注目を浴びる気がしています。

新クリーンセンター、いつでも見学できるそうですよ。

 

施設案内 武蔵野クリーンセンター|武蔵野市公式ホームページ

 

 

ラジオ収録『SPARK IGNITION』でグラフィック

衆議院議員の鈴木けいすけさん、宇宙飛行士を目指すタレントの黒田有彩さんがパーソナリティを務めるオープン・イノベーション プロジェクト『SPARK IGNITION』 。

 

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グラフィックファシリテーション担当でおじゃましてきました^^

 

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『SPARK IGNITION』って?

東京・渋谷のコラボレーション拠点「SPARK 2045」を拠点に、イノベーションに関するディスカッションやアイデア創出にとどまらず、生まれたアイデアを、起業家、スタートアップ、クリエイター、コンサルタントなどと具体化してトライアル的な事業化、アクセラレーションなども行うプロジェクトです。

 

今回のテーマ「AR・VRは世界をどう変えるか」

前回おじゃまさせていただいた時に引き続き、テーマが”AR・VR”ということもあり、楽しみにしていました。

 

鈴木さんは相変わらず落ち着いたええ声で、有彩さんは髪型がショートになってさらにキラキラしていてまぶしかったです・・・!伊藤さんはパリッと引き締まるコメントを毎回してくださる。

 

今回のパネリストは株式会社MESON取締役COO小林佑樹さんと株式会社クリーク・アンド・リバー社の田崎直人さん。10年後にはタブレットやPCに取って代わって私たちの生活に根付いているかもしれないVR・ARについて、わかりやすく熱を込めて話してくださりました。

 

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スタッフのみなさんもとても心地よい空気を創ってくださる方ばかりのラジオ収録。わたしもなんちゃってな感じで最後にコメントさせてもらっています・・・汗

 

ラジオ日本(AM 1422kHz)

毎週月曜深夜24:30-25:00

https://sparkignitionvol021.splashthat.com/

とにもかくにも、かくかくしかじか〜 かくしかLab vol.14によんでいただきました^ ^

9月18日に、龍谷大学深草町家キャンパスで開催した「【しきいひくい系】とにもかくにも かくかくしかじかLab」通称「かくしかLab」で、8月に参加してきたグラフィックファシリテーションの世界大会、EuViz2018のお話をさせていただいてきました。

 

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詳しいことは、かくしかLabを企画している水嶋くんが丁寧なレポートを投稿してくださっているのでこちらを^^

 

\龍谷大で開催します/【しきいひくい系】とにもかくにも かくかくしかじかLab. vol.14

 

かくしかLabは、描くことって楽しいよね!という自分自身の「たのしい!」の延長上で、スキルや技術を一緒に学べる場で、グローカルセンターのゆうすけさんや学生グラフィッカーの馬場ちゃん、水嶋くんが企画している場です。

 

イベントページより

●「かくしかLAB.」とは?

2017年10月よりお試しではじまった会。
東京の「ビジュアルファシリテーションフォーラム(VFF)」 https://www.vfforum.com/ に参加した、京都の2人組により発足。
ファシグラ、グラレコ、グラファシ…いろいろと名称あるけれど、結局どれがどれなんだろう?
東京にあるような「かく人」のつながりって関西にはあんまりないような…

「かく場所」をつくって「かく人」集まろう!というノリと勢いではじめて、かれこれ12回目になります。
とにもかくにも、かくかくしかじか。
今年もゆる~く楽しい場をつくっていきます!よろしくお願いします◎

 


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今回は、龍谷大学深草町家キャンパスで開催されました。

 

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話題提供をする私なんかよりも、豪華な方々が参加者として集ってきていました・・・

むしろみなさんのお話をお聴きしたいです・・


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場づくりをする肥後祐亮ことタオルマンの場を包み込む雰囲気が、自然と参加者が円になる雰囲気をつくり出して、気づけば自然とかくしかLabはじまっている・・・

みんなが笑顔になっていく^^


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各々が自由に描いたり聴いたりする空間。

EuViz2018の話の内容は、馬場ちゃんとしげっちが描いてくれました。


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自分の話を描いてもらえるのは、純粋にうれしい!

励みになります^^


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素敵な機会をありがとうございました!

 

かくしかLabに行ってみたいなぁという方は、facebookページはないので、イベントページをチェックするか「かくしかLab」で検索してくださいね。

【しきいひくい系】とにもかくにも かくかくしかじかLab. vol.14

 

 

英語でグラフィックレコーディング@IAF-International Association of Facilitators 

IAF-International Association of Facilitators 

9/9-10に関西大学梅田キャンパスで開催されたファシリテーターのアジア世界大会にプロボノとして英語のグラフィックレコーディングをしてました。

 

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わたしが参加できたのは9/9のみでしたが、世界中から集まったファシリテーターのみなさんの雰囲気の良さが伝わってきました^ ^

 

直前に起きた西日本豪雨災害や北海道地震の影響で来れなくなった方もたくさんいる中、運営企画メンバーのみなさんが何ヶ月も前から準備されてきたカンファレンスが無事に開催できて本当によかったです。

 

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私自身は、そうさんから英語で描けるグラフィッカーを探しているのででむさん書けませんか?とお声かけいただき、そうさんのお声かけなら!と、IAF前後に富山での仕事がある中、日帰りでやってきました。老体には堪えました。。笑

でも、講師や参加者のみなさんがグラフィックを見たときのうれしそうな顔を見たら疲れは吹き飛びました!

 

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今回私が担当したセッション

Titie "Musing on Pain the what and how of moving a group elegantly through their most tender spots"

痛みにじっくり向き合い、集団のもっとも急所となる部分を何をどのように優雅に通り抜けるのか (訳:Sayo)

 

このセッション。今のわたしにとても響きました。

 

セッションの始まりは、自分自身の痛みってどんなんだろう。というところから。2つ目のセッションでは、痛みを伴った経験をストーリーとしてを相手に伝え、カードを使ったワークで共感を得る。

 

いくつかのワークを通じて、次第に痛みのイメージが、違うイメージへと変わっていくのを体感するという実践型のワークでした。

 

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必死すぎて、緊張しっぱなしでしたが、なんとか描きあげたグラフィックは、ファシリテーターの3人に気に入ってもらえてホッとしています。

 

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今回のグラフィック、はじめ痛みのイメージ(ブルー)から始まり、次第に痛みが「シフト」して和らいでいくので、真ん中でツイストして、そのまま右上(未来)へと向かうに従って、色をピンク、黄色と変えていきました。

 

特に、中盤のワークでは痛みを他の人と共有することで、共感が生まれたりポジティブな感情へとシフトしていったので、虹をかけてみました。


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英語のグラフィックが並んでいる様子は圧巻。

 

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グラフィックをきっかけに対話が生まれていました。

 

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お世話になったグラフィックチームのみなさん、取りまとめてくださったプーさんこと大嶋さん、ありがとうございました!