大切なものをたいせつに

北極海航海に2度いくほど海が好き。 疑問に思ったことは自分の目で見て感じて確かめたい、と17歳でイギリスに1年間滞在、その後、北極海研究船に2度乗船する。メーカー勤務、大学勤務の中でその場で「話の見える化」を行うグラフィックファシリテーションと出会う。ワークショップ、講演会など、これまでに300近くの現場に携わる。発達凸凹への活用を中心として、組織開発や教育現場での活用法を探求している。 https://www.tagayasulab.com/graphicfacilitation

今年最後の「発達凸凹の?について語るcafe」

「発達凸凹の?について語るcafe」

なんとか今年一年開催できました!!

 

 

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One day cafe.kyotoを続けてなかったら出会うことのなかった人たち。

 

三日坊主が得意な私が、気長に、こうしてこの場をホールドし続けられたのは、大げさではなくて、愛のあるここにいてくれる方々はおかげです、と、なんだかじわじわ涙がこみ上げてくる日になりました。

 

 

口コミだけの対話の場としてスタート

 

お金もないので、はじめのうちは、でむ家(自宅)の一階を会場にしていました。

 

「発達凸凹についての活動をしていることを周りに伝えたらどう思われるだろう」

そんなことが気になって、この活動のことを誰にも話せませんでした。

 

なので、参加者も口コミだけで始めることにして去年の11月、参加者1名からスタートしました。

 

3回目くらい開催した頃、

メンバー自身も対話を重ねる中で、

当事者、教員や心理士、保育士、保護者…

いろんな方と話すことで、びっくりするくらいの気づきが生まれてくることに気づきました。

 

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葛藤の中での次のステップ

 

この場を必要としている人に届くように

SNSなどで発信するかどうか。

 

でも、オープンにするということは、

どんな方がくるかわからないし

発達凸凹に対して前向きな気持ちで来る方だけではないので

ノウハウの整っていない私たちにホールドすることはできるのだろうか…

そんな不安もありました。

 

誰彼構わず発達凸凹のことを知ってほしいわけではない。

でも、対話からの小さな気づきによって救われる人が一人でもいるなら

その人に届くようにしたい。

 

メンバー間や自分自身とも様々な葛藤がある中

2017年の年明けから、Facebookページでも

発達凸凹の?について語るcafeの告知をするようになりました。

 

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年内最後のcafe  ゲストトーク

 

毎回、2人のゲストに来ていただいています。

 

当事者がお二人の時もあるし、支援者と当事者の方、支援者がお二人の、全く異なる視点から発達凸凹についてお話しいただくこともあります。

 

今回お越しいただいたのは、看護師、実習指導員として教鞭をとられているやましのさんと、ユニバーサルヘアサロン美容所くるみをされているくるみさん。   

 

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グラフィックファシリテーションbyでむ

 

やましのさんは、One day cafe.kyotoにもよく参加してくださっていて、すごく好奇心旺盛で、対話を大切にされる方で。グラフィックファシリテーションの講座に来られてからは、ほぼ毎日グラフィックをつかったコミュニケーションをSNSでも発信していて、ほんとに行動力も思いやりも溢れる方で、そんなやましのさんが、看護師の立場、教育者の立場から見た発達凸凹についてお聞きしたくて、ゲストにお越しいただきました。

 

向き合われている課題… 不器用な学生の「みんなと同じようにがんばりたい!」という思いに応えるために、「ムリはさせない」という想いのもと、個別指導をしたり、フェイススケールと呼ばれる、表情を描いて今の気持ちを確かめながら対話する方法を取り入れたりと学生に寄り添いながら指導されている話には、やましのさんの心のこもったお人柄が表れていました。

 

潜在看護師が71万人いる中でも、一定数、発達障害であるために、仕事がマルチにできずに職につけない人もいるはず…
オールマイティでなく、できる得意分野を生かした働き方はできないのか…といったお話もありました。

 

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グラフィックファシリテーションbyみーにゃん

 

 

お二人目のゲストのユニバーサルヘアサロン美容所くるみをされているくるみさんは、話すのが苦手だとおっしゃられながら、ゲストを引き受けてくださりました。

 

もともとは、話の見える化を活用した支援の講座に来てくださったのですが、お話をさせていただくと、社会が必要としていることをお仕事にされていて、母の視点、美容師の視点、福祉の視点、妻の視点、様々な視点から人と向かい合って仕事をされていて、かっこいい女性だと思いました。そして、ぜひお話をお聞きしたいとお願いしました!

 

お子様が発達凸凹の特性をお持ちで、ご自身が困難を乗り越えてこられたからこそ、寄り添える、発達凸凹のいる家族への配慮。

 

ご家族の事情で、京都から滋賀に引っ越されたのを機に、美容室に行きにくい身体になった高齢の方や障害を負った方、小さい子供さん連れで行かないといけなくて躊躇しているお母さんなどに寄り添う美容所をはじめられました。

 

じっとしていられないお子様が髪の毛を切ることがどれだけ大変かを知っておられるからこそ、くるみさんの美容所には、遠方からもお客様がやってくる。母の視点から話される言葉が温かくて、すっかりファンになってしまいました。

 

ユニバーサルヘアサロン美容所くるみさん
http://r.goope.jp/biyousyokurumi

 

 

後半の対話の場


「当事者による当事者支援はできるのか」
アスペルガー症候群について」
「お母さんとしてできること」
「差別と区別の違いは?」
といった、普段もやもやと心にありながらも話せなかったようなテーマが参加者のみなさんからあがりました。

 

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発達凸凹のお子様がおられるお母さまが大人の当事者の視点から「子供の頃どのように感じていたか」をアドバイスをもらったり

 

保護者の方同士でアドバイスをしあったり

 

臨床心理士の方が普段は当事者に聞けないことを聞かれていたり

 

涙を流しながら話してくださる方もいらっしゃいました。

 

安心安全で本音の対話が生まれるから
気づけること、見つけられること。

 

わたし自身が、この場を通じてたくさんの気づきと成長をいただいています。来年は、また新しいチャレンジが始まります。

 

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この一年、お世話になったみなさんに囲まれて、クリスマスを迎えられました。

 

発達凸凹当事者の人、当事者であり支援者の人、臨床心理士、会社員、大学の教員、発達凸凹の能力を生かす会社を立ち上げられた社長、カメラマン、東京から・岡山から・毎月通ってくださっている方、北海道大学時代の先輩。

 

One day cafe.kyotoに出会ってくださりありがとうございます!

 

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今年一年を無事に継続できたことに感謝して。

 

目的と手段を間違えないように、居場所を必要とする方、不安や辛さを共有することができる場・ちょっとした悩みを人との対話を通じて共有できることで前向きな気持ちになれる場として、成長するコミュニティにしていきたいです。

 

 

来年のOne day cafe.kyotoは☕️

 

■2018年1月8日(月祝)11:30-16:30
話の見える化を活用したサポート
1DAY講座【満席】
https://www.facebook.com/events/1031573930318583/

 

■2018年1月21日(日)14:00-17:00
発達凸凹の?について語るcafe
https://www.facebook.com/events/1628322183892340/

 

■2018年1月21日(日)10:30-12:30
発達凸凹についてみんなでまなぶ
本を割いて、みんなで読む?!
ABD読書会
Coming soon

 

■2018年1月28日(日)11:30-16:30
話の見える化を活用したサポート
1DAY講座【満席】
https://www.facebook.com/events/137130416998334/