ジャズセッションのようなライブ感〜MICHIKARA官民協働FORUM@東京
MICHIKARA官民協働フォーラム
(全てのグラフィックレコーディングは一番下に掲載しています。)
ジャズセッションのようなパネルディスカッションのオンパレード。ファシリテーターは、コクリプロジェクトを見てずっとお会いしたかった方の一人、一人ひとりの存在を大切にされている空気感が素敵な三田愛さん、大きな器でまるっと参加者をホールドされる大きな海のようなファシリテーションの野村恭彦さん、変革を確実に起こす変革屋として存在感のある問いを投げかけられる男前な雰囲気の佐々木裕子さん、たくさんの人・場を巻き込んでおられる方なんだなと感じる勢いのあるファシリテーションが軽快だと感じた山田崇さんという個性的なみなさん。そして、豪華なゲストの方々と、先見の目をもった尖った官民のみなさん。今回は、そこにグラフィックレコーダーとしてスタッフ側に入れていただいてきました。
わたし自身、八尾市、能登町、京都市で会議に伴走させていただいているので、ライブ感を味わいながら、ふむふむと学びながら描かせてもらいながらのグラフィックレコーディングとなりました^^
各地でご活躍されている方々がゲストとして話されました。
(全てのグラフィックレコーディングは一番下に掲載しています。)
後半のOST的な対話は、会場から話したいテーマをスマホから募り、「いいね」の数の上位から決定していく形式でした。どれどれ、どんな仕組みなのかなと試しにテーマを入力してみたところ、選出してもらったので。思い切ってテーマオーナーになって「繋がる余白の創造」について話しました。
来てくださったメンバーに恵まれて、官民両方のリアルな声を存分にお聞きしながらテーマ代表としてファシリさせてもらうのは本当に楽しかった。
最近、ファシリテーター側にいると見えなくなることがあるなと感じていて。「チャンスがあれば、意識的に"参加者になる"」ことの気づきの豊かさを改めて感じました。全体のグラフィックレコーディングを引き受けてくれて、ぶつくさ言う私の背中を押してくれたタオルマン、ありがとう。
対話の場での出来事
ここからは、会場で生まれた21テーマ→21グループできたうちの1グループ「余白からうまれる繋がりの可能性」を参加者の視点でご紹介します。
面白かったのは
「くせものとか異端児とか、かみ合わせの悪いものから新しい価値が生まれるよね」
「そもそも官民のかみ合わせ悪いよね」・・・
「目的は協働じゃない。うまく協働しようとするからうまくいかないんじゃない?」
「お互いナナメから見る関係で協働すればいいんじゃない笑」
このくだりが、今日一番のハートわしづかみポイントでした。
私たちのグループが最終の90秒間の発表で話したのはこんな感じ↓
大きく分けて2つの余白があるとする。
自分の内側の余白の話と、
自分の外側・環境にある余白の話。
活動的な頑張る人たちはあちこちで頑張っていて、疲れちゃう問題。自分の内側に余白をつくってもまたすぐに埋まって疲れちゃう。
だから、内側にある疲弊感とか愚痴とか課題を出し切れるようなゴミバコ(仮)??(個人的にいろんな人の課題感をごちゃ混ぜに出せる安心安全の対話の手法があればいいなと思った)があったらいいんじゃない?定期的に外に出してしまえば、自分自身の中に余白がうまれる。そして、自分にとっては"疲労感の源"だったり"課題"だったりするんだけれど、それは、他の誰かにとっては宝物かもしれないし。
その時に大事な2つの視点。
1つ目は、
官民共に、普段の自分たちの山(ニーズ/方向性)よりもさらに上の山を見ることで、一見お互い違う山だと思っていた課題が、大きな視点で見ると同じ大きな山を見ているのだということに気づくこと。視座の高い視点が必要だね。という話。このゴミバコ(仮)を使えるのは、この大きな山を登りたいと思っている人であるという条件。
目標が決まると、比較的まっすぐに目標の山を登っていける民に比べ、官は、山を登るためには地域のことやさまざまな内部の倫理観がじゃまをしたりする。一緒に山を登るためには、その負荷を分け合う精神が必要になってくるのかも。
2つ目は
ゴミバコ(仮)に色々なものを捨てるためには、大前提として「完璧じゃなきゃ」という考えは手放さないとダメだよね。「完璧じゃなきゃ!」って思ってるうちは人にも頼れないし、自分でなんでもやろうとして抱えてしまう。
「ゆるやかな使命感」がキーワードになりそうだよね!「ゆるかんだね!笑」というような話をしました。
まずは内側に余白をつくる。
そして、環境にも余白をつくって、繋がる可能性や、新しい価値観を生み出す可能性を育てていく。
そんな話をしていました。
1年やそこらで何か起きるものではないのかもしれないけれど、正しいとか間違ってるとかじゃなく、その先の話があちこちで生まれていてワクワクしました。
並々ならぬ行動力で、今回のご縁をくれたタオルマン(肥後 祐亮)ありがとう!相変わらずタオルマンのグラフィックはわかりやすいし、何よりみなさんから愛されていました。笑
それにしても、今回は珍しくヘロヘロ度が98%です^^;
スタッフのみなさん、運営メンバーのみなさん、このような場をひらいてくださり本当にありがとうございました。
(写真はFuki suzukiさんからいただきました)
今回のグラフィック一覧
一括ダウンロードされたい方はこちら↓↓↓
*参加された方が、来れなかった人にその日な感じたことを伝える際に役立つように。という視点で、当日のジャズセッション、ライブ感や熱量を閉じ込めたグラフィックを意識しています。
オープニング
セッション1
セッション2
セッション3
後半への問いかけ
プラットフォームの設計図をつくるための対話
プラットフォームセッションの発表
(21チームが90秒ずつ発表)
クロージング