大切なものをたいせつに

北極海航海に2度いくほど海が好き。 疑問に思ったことは自分の目で見て感じて確かめたい、と17歳でイギリスに1年間滞在、その後、北極海研究船に2度乗船する。メーカー勤務、大学勤務の中でその場で「話の見える化」を行うグラフィックファシリテーションと出会う。会議、ワークショップ、講演会、教育現場等、これまでに500以上のの現場に携わる。発達凸凹への活用を中心として、組織開発や教育現場での活用法を探求している。 https://www.tagayasulab.com/graphicfacilitation

ここのところ悩んでいたお金のこと。植松さんのブログより

グラフィックファシリテーションを仕事にしてから、悩んでいたこと。

植松さんのブログを読んで共感しました。

 

ameblo.jp

 

私は、安心安全の場をつくるのにグラフィックが必要・あったら絶対よりよく!と感じるような、発達障害や、教育現場、多様な人が集まる場や、これから頑張るぞ、というまちづくりで、もっと描きたい。だから、そのときは、体調を整えて、半日かけてでも、無料ででも行く。どうせ届けるなら、今の私にできる最高のものを届けたい。

でも、それはしっかりお金を払ってくださる方々がいるから持続可能なこと。

 

当たり前みたいに無料でって言われることもあるし、「え!そんなにするの」って顔をされたり、あからさまに断られることもあります。

 

ボランンティアや、言い値で引き受けるのは一見美しいけれど、人が疲弊していってしまうのは、悲しいな、と。社会の損失じゃないのかな、って感じています。もっと悲しいのは、自分自身がそこに加担して、次の若い子達の芽を摘み取ってしまうこと。

 

たぶん、グラフィックみたいな、まだ世の中に少ない新しいことを仕事として提供している人達には多い悩みなのかもしれないです。

 

私が携わるのは、その時・その場の「今」「この瞬間」たった1度きりの現場に適した、最高のグラフィックを描いて、場に寄り添うのが仕事です。この技術を身につけるために、見えないところで何千時間も費やし、色んな本を読み、たくさんの学びと実践を繰り返しています。

 

だから、対等な目線で仲間として組める存在は心の支えだし、実は、「がんばってるね」って声に出してもらえるだけでもものすごい励みになっていたりします。

感謝してもしきれないです^^