グラフィックハーベスティング講座@関市
関市のグラフィックハーベスティング講座
去年の12月に2回、そして、2月と、3回が無事終了しました。
今回、サステナビリティ・ダイアログのゆりさんにお声かけいただき、グラフィックをメインにしたハーベスティングの立場にいながら、そこで起きること、起こらないこと、場を見守る人としてそこに居させていただきました。
ゆりさんを中心にこの講座をいいものにしよう。という想いをもった関市方のまちのみなさん何時間もかけて事前に準備して、毎回の1日講座が創られていきました。
関市でグラフィックハーベスターとして活躍しているつきちゃんや、カナさんが講座を教える側になったり、呼びかけがあちこちにあったり、描く以外の大切なことをたくさん吸収する時間。
とっても熱量が高くて、この場を見たら、色んな人が羨ましくなっちゃうような場だったんじゃないかか、と思います!
まちのことをたくさん考えているからこそ出てくる言葉は、市の職員さんという枠を超えて、その人にしか伝えられないメッセージになっていました。
1回目、2回目も文章に残したくて何度かパソコンをあけたのですが
この時間でおきたことをどんな言葉に残せばいいのかわからなくて結局書きかけのままとなっていました。
20代の方から、60歳を超える方まで。
同じテーブルで対話することの可能性。
例えば言葉にすると
「若い人が歩み寄ってくれない」
「地域の代表が話を聴いてくれない」
となるかもしれないけれど
伝えたいメッセージは別。
一緒に話しているうちに、気持ちや目指している方向性は近いんだという事に気づいたりふる。
学んだ!
とうよりも、
学んだ?
という言葉がしっくりくる感じ。
私たちは伝えたい!行動にしたい!
というよりも、
まず
私は何を伝えたい?どんな行動にしたい?
をひとり一人が考える時間だったように感じました。
うまく言葉にできないけれど、
知識の詰め込みや即効性のあるスキルよりも
さらにスケールの大きな、
一歩踏み出す勇気や、対話の
受け取った時間な気がしています。
不思議な時間でした。
自分自身の気づき
ここからは自分の話。
自分が結構な食い込み具合で地域の課題解決に向けて行動している一人だったということに気づきました。結果として。
"結果として"というのは、頭の中が多動だったり、人よりも会話を覚えておける時間が短いことで「対話ができない」「話がとぶ」「否定されても覚えていないので答えられない」「傷ついても傷ついたことにその瞬間に気づけない」そんな日々を生きてきて、ただただ「安心して話せる場がほしい。」それが自分のエネルギーのコアです。
そのコアを応援してくれたやまえもんさんや奥野さん、宮崎さん、上田さんをはじめ、活動を応援してくれる人がいたことで、自然とまちづくりに発展してきたんだな、という当たり前のことに気づきました。
どんな人も安心して自分の言葉で話せる場が必要だと感じて毎月開催してきた対話の場は、障害を持った人や、学校に行けない子、休職中の方、器用ではないけれど一生懸命生きている人の居場所になってきています。
必要がなくなれば、この対話の場はなくなればいいし、ほかのやり方があれば、そのやり方も考えていきたい。
キラキラした名前のついたプロジェクトではないかもしれないけど、毎月、課題をもった人が自然とそれを口に出して、対話を通じて解決したり、行動が起きたりする場。
言うのは簡単だけど実行するのは簡単じゃないから。これからも、地味だけど少しずつできることから続けていきたいな、と改めて感じました。
つきちゃん、カナさん、
関市の幸子さん、えびちゃん・・・
この場に繋いでくださったゆりさん
ありがとうございます。
最終日、富山や山口から駆けつけてくださった応援してくれる人がいることの存在も、とっても尊いな、と感じて感謝しています!