大切なものをたいせつに

北極海航海に2度いくほど海が好き。 疑問に思ったことは自分の目で見て感じて確かめたい、と17歳でイギリスに1年間滞在、その後、北極海研究船に2度乗船する。メーカー勤務、大学勤務の中でその場で「話の見える化」を行うグラフィックファシリテーションと出会う。会議、ワークショップ、講演会、教育現場等、これまでに500以上のの現場に携わる。発達凸凹への活用を中心として、組織開発や教育現場での活用法を探求している。 https://www.tagayasulab.com/graphicfacilitation

組織開発・風土改革の数年越しのプロジェクトスタート

今日から数年に及ぶ大手メーカーさんの風土改革のプロジェクトに入ります。

 

f:id:dem34:20190302072344j:image

 

関わらせていただく人数も、チームの規模も一年前の私では到底想像もできなかった規模感。

 

数値や実際といったものは目に見えるから成果も見えやすいし、評価しやすく、これまで社会の中でたくさん扱われてきた。

 

今回、プロジェクトを立ち上げられた方は、今の組織を変えるために、見えないけれど確かにある人間の関係性や、心理的安全の重要性、言いたいことを伝えられる環境や人のあり方、人を育成することが自分の成長につながることに気づき、実行しようとされておられる方です。

 

まず、トライアルフェーズで成功事例を示し、全社展開に移行する際に、そのプロセスがわかりやすく伝わるように、大切な話し合いをグラフィックに残し、数値分析やまとめ資料では伝わらないことも残していきます。

 

今回私はファシリテーターとして呼んでもらっていて、グラフィックを手放す場面が出てくるし、信頼できるグラフィッカーとチームを組む場面も出てきそう。これまで培ってきたことにさらに磨きをかけて実践していくフェーズになりました。さらにさらに、この規模感のプロジェクトに携わらせていただくと、凸凹さんや生きづらさを抱えている方のお仕事をつくる側としての可能性も生まれるんだと気づき、生きづらさを抱えた人と強みを生かすチームづくりにもチャレンジできそう。

 

学生の頃、働きたいと願っていた企業の方々の大切な場に一緒に伴走させてもらえることに感謝して、一回一回を大切にしていきたいです!

 

少しずつですが、3年前、職場を辞めて独立するときに自分のために自分で描いた未来図がパズルのピースのように叶ってきました。

 

まだまだ未熟で、周りに助けてもらうことがたくさんあります。だからこそ、その不完全さを生かせるくらいに強みを伸ばしながら伴走したいと思います。

 

どんな一年になるか楽しみです。