大切なものをたいせつに

北極海航海に2度いくほど海が好き。 疑問に思ったことは自分の目で見て感じて確かめたい、と17歳でイギリスに1年間滞在、その後、北極海研究船に2度乗船する。メーカー勤務、大学勤務の中でその場で「話の見える化」を行うグラフィックファシリテーションと出会う。ワークショップ、講演会など、これまでに300近くの現場に携わる。発達凸凹への活用を中心として、組織開発や教育現場での活用法を探求している。 https://www.tagayasulab.com/graphicfacilitation

YORISOI 米田家 人口減少社会のまちづくり

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 地方創生セミナー『人口減少社会のまちづくりとYORISOI 米田家』におじゃましてきました。

 

今年の4月に淡路島の洲本市本町商店街 7丁目にオープンする「YORISOI米田家」がどんな場所をめざしていて、どんな場所にしたいのか、集まった参加者のみなさんと考えるアットホームな場でした。

 

初めてお聞きしたとき、「斬新な名前だなぁ」「よねだや?よねだけ?どっちかなぁ」とインパクトたっぷりでした。笑 あ、ちなみに「米田家(よねだや)」です。

 

YORISOI米田家は、3つの寄り添い機能を総称した名前で、情報・ヒト・モノが出会う場所です。「スタートアップビレッジ・コワーキングスペース米田家」「子どもと若者の居場所 青カフェ」「観光情報と観光ボランティア、淡路島の一品に出会える・デパート米田家」という魅力的な地域のプラットフォームであり、地域の課題を解決していく場でもあります。たくさんの団体や地元の方、学生や先生が協力して「米田邸プロジェクト」として進めています。

 

 

 

「移働」の時代 〜Beyond the Coworking〜

 

お一人目のゲストはコワーキング共同組合代表理事の伊藤富雄さん。インフルエンザかもしれない?!とのことで、Web会議をスクリーンに映し出しての講演会でした。

 

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30分くらいのお話だったのですが、私には新鮮な情報がたくさんありました。

 

伊藤さんが日本で初のコワーキングスペースカフーツ」をはじめられたのが2010年。その当初、世界には400ちょっとだったコワーキングスペースが、今では30000スペースあるそうです!そして、世界のコワーカーは5000万人を超える勢い。コワーキングスペースは、そんな人たちの「交差点」として、人を繋ぎます。

 

 

 

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伊藤さんが挙げられた、コワーキングの5大要件は以下の通り。

 

つながり

コラボ

シェア

コミュニティ

継続性

 

テレワークからリモートワークへと移り変わり、すでにコワーキングは次のステージに進んでいます。

 

「労働環境の選択 = 生き方の選択」やりたいことも行きたい場所も自由に選べる時代がきたんだよーというお話でした。

 

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このお話を聴きながら、そうは言ってもきっと今の社会をつくっている世代の大半の人は簡単に受け入れられない話だろうなぁと思いつつ、着実に自分の選択が生き方を決めていく時代がきているんだとじわじわ感じていていたりします。

 

私自身もきっと1年前までは、「移働」って人ごとだったと思います。

でも、グラフィックファシリテーションという、人に寄り添うすごい手段と出会って、これがしたい!と、思い切って組織を出た瞬間、組織にいるときに感じていた「組織を離れることへの恐怖」がウソのように、生き方の選択肢が広がりました。今では月の半分は東京にきて働いて、残りは、京都に帰って来て発達凸凹のことをしたり、他の地域に働きに行ったり、自分がやりたいことを形にする時間にあてられるようになりました。スケジュール管理が得意ではないので、ちょっとしんどい面もありますが…

 

これだけSNSでいろんな方と出会って、移動できる時代だから。

 

会社に勤めて一つの場所に住んでも良いし、いろんな場所に住んでも良い。そんな自由な時代がやってきてるんだなぁと改めて感じました。

 

特に、雑談が苦手な人間にとって、何かコラボしよう!とか、一緒に働こう!とか目的のある出会いができる交差点はありがたいなぁ・・・

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自分たちでできる暮らしを少しよくする場のつくり方

 

合同会社Roof共同代表の浦田遥さんと佐伯さんの講演。お二人は、実際にまちづくりに入って行くスタイルで暮らしを良くする場づくりをされています。

 

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 結婚されて転勤族の妻となった遥さんが、新しい町にやってきて感じたのは「自分とまちの人とで何ができる?」ということ。

印象的だったのは、「わたしたちがほしいのは、場所でもなく機能でもなく『暮らし』だよね。というお話。

 

オランダの図書館が人の集まるコミュニティスペースになっているお話

ドイツで主婦の3人が、「共同のラウンドリーがあると良いよね」からスタートして、子どもの託児所や家庭内教育、食事を食べるだけでなく食事づくりを学べたり、介護サポートまであるコミュニティが、今では何百という人が利用して、いくつもの拠点に展開したお話。

目の前の人のためにできることや自分らしい暮らしのサポートの延長に広がるコミュニティのお話が温かく感じました。

 

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昔ならではの、近すぎる距離感にうんざりしてきたかもしれませんが、
現代はまた、ほどよい関係性の距離感が求められて来ています。

大切な5つポイントは

いろんな種類の人を巻き込む
ほどよい関係性をつくるプロセスをデザインする
温かい人がウェルカムする仕掛け
オープンな空間
オープンな組織

お二人の実践を通じての気づきのお話はとても刺激的でした。

 

 

いろんな種類の人が出会う交差点

 

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後半は、パネルディスカッションでした。明石高専の大塚先生。洲本市商店街連合会長の坂本さん、株式会社078代表取締役の西山さん、洲本市社会福祉協議会事務局次長の城田さんが、ご自身の体験や、それぞれの立場から、今、感じていることをお話くださりました。

 

 

参加者からの想い

 

最後は、参加された地元の皆さんからのお話を座談会形式で話ました。

 

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洲本市は、姉のななほし動物病院がある関係で、よく行く街の一つです。  

 

移働の拠点として、これから通うことになりそうな予感♪

 

「人にしかできないことを大切に」というキーワードは、私自身とても大切にしている言葉で、人に寄り添って、話している方が大切にしていることを感じ取って描くグラフィックファシリテーションは、人にしかできないことだと感じているのです。

 

YORISOI米田家には、「寄り添う」というキーワードが入っていてすてき^^

また、おじゃましますー!

 

古民家「米田邸」再生プロジェクト | 特定非営利活動法人 淡路島SPO支援センター

 

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