シェフェスタ 食文化プログラム「はじまりの奈良」でグラフィックレコーディング
育ったまち、奈良でグラフィックレコーディングでした。
約200名の参加者
講演会の後、グラフィック名前で意見交換が自然とはじまります
シェフェスタ 食文化プログラム「はじまりの奈良」。
http://nara-kokushoubun.jp/events/naf/?post=5067
一流シェフが奈良食材を料理するシェフェスタ
今日のテーマは、
奈良人なら体の70%はこれでできている。笑
"柿・柿の葉すし・茶"
一年前は、SNSで流れてくるタオルマンのグラフィックを見て
「すごい!」
と思っていました。
一緒に描ける日がくるとは!
今回、大きなシンポジウムなのでパートナーとして呼んでもらいました。
2人で同時進行で描くことで
2人の異なるコミュニケーションフィルターを通った言葉を模造紙に残すことができました。
そして、苦手なイラストや似顔絵の部分を
タオルマンの素晴らしい画力で描いてもらえることで
安心していつもよりも勢いよく講演者や参加者の心の動きや空間の変化を感じ取ることにアンテナを使うことができました!
もちろん、2人になる分、
お互いのこだわりの部分や、価値観の部分での葛藤や食い違いをありましたが…
それも含めて、とても濃い学びの時間になりました。
グラフィックファシリテーションをしていると
非言語コミュニケーション力が鍛えられていきます。
以上、またまたグラフィックファシリテーションに関するマニアックな投稿でした。
ファシリテーショングラフィック大会@パリ
フランスで行われた、ファシリテーショングラフィック大会に参加してきました!
そもそもは、9月の上旬にパリに行く用事ができたので
せっかくならパリのグラフィックファシリテーター(FG)と話したいな
と、Facebookの世界グループでよびかけたのがきっかけ。
そしたら、パリに住むMarieが
「フランスで初めてFG大会を行うから来たらええやん!(訳:さよ)」
と、声をかけてくれました。
↑こちらの美人パリジェンヌ
いやいやいやいや、
フランス語話せません!笑
と思いつつ、
話を聞いていると、フランスでは
30代〜50代くらいの方が、教育やビジネスとして活用されていることが多く
さらに、発達凸凹についても聞いたことあるわよ。
と聞き
理解できないかもしれないけれど、、まぁなんとかしよう!参加しよう!
と決めました。
OST(オープンスペーステクノロジー)形式で、格式張った雰囲気はなく、日本でも馴染みのある光景の中でスタート。
と油断していたら、主催者の方が何か私に話しかけてくれていた時に、うっかりパノラマ写真をとっていて
いきなり参加者の視線と笑いがこちらに・・・!
めっちゃ見られている!!
その後、企画者からの大会の説明については、隣の方が、英訳をしてくれました。
OSTなので、会場に集まった人々から話したいテーマが集まります。
5箇所のスペースで6セッション。
つまり、毎回45分間、5箇所に分かれて対話します。
それを6回くりかえす。
どれも日本で話しているような課題に近くて
どこに行くかものすごく悩みました。
(何を書いているかわからないので、これもみんなに聞きまくる。)
結局、
◯グラフィックファシリテーションを教育現場でどう活かす?
◯グラフィックレコーディングのテクニックについてシェア
◯対話の話し合いをどう行動にうつす?
この3つには必ず行こうと決めて、あとはフリーに動くことに。
OSTの様子。
フランス語は話せません。わかりません。笑
なので、座ってグラフィックのボードを見ているだけでも雰囲気をつかめるし、
Do my bestでいいや と思っていたら
毎回、誰かしらが隣に来てくれて、
「訳してあげるで」(もちろん仏語→英語)
と声をかけてくれました。
英語にも不安があったけれど
まったく理解できないフランス語に比べたら理解できる気がするから不思議…!笑
しかも、今回集まっているのは
普段から、話し合いの現場で、人の話を要約して構造化して描いたり
ファシリテーションを仕事にしている方々。
説明が本当にわかりやすくて
一言一句訳すのではなく、要点を訳してくれるからすごくわかりやすい!
グラフィックファシリテーターって素晴らしい!!笑
結果として、ほとんど理解しながら手元にスケッチノーティングができました。
10:30〜17:30までの、詳しい対話の内容については、
後ほどまとめたいと思います。
日本に関心を持つ方もたくさんいたので
現在お世話になっているグラフィックファシリテーターのプロフェッショナルコース主催者の夏子さんのことや、ファシリテーター文具のエバンジェリスト、ナミさんの話、そしてOne day cafeで、発達凸凹の対話にグラフィックがとても役立っているという話を紹介させてもらいました。
大会の最後には、どんな人が今回この場に集まったのかをみんなでグラフィックボードにまとめました。
◯どこから来たの?
○男?女?
○仕事は?
などなど…
こういった会場の一体感を出す仕掛けもあちこちにあったので
このあたりも改めてまとめておきたい。
ちゃっかり日本の旗を描いてきました。笑
経営コンサルタントやエンジニアの方がとても多くて
あとは、グラフィックファシリテーターとして独立されている方
大手銀行の中でグラフィックファシリテーターとして働いている方
興味深い話をたくさん聞くことができました!
今回の参加、「来たらいいやん?」と無茶を言ってくれるMarieがいたから実現しました。
そして、この大切な日に、日本人を迎え入れてくれたフランスのグラフィックファシリテーターのみなさんがいたから、心地よく過ごすことができました!
詳しい報告は、改めて。
Thank you so much, Marie!!
Marie のサイト
http://mariecaron2.wix.com/mariecaron
深◯ねっと2017「これからの地域福祉について考えよう。」
深草まるごとつながりネットワークねっと2017
通称深草◯ねっと。
「これからの地域福祉について考えよう。」
全5回のうち、3回目が先日開催されました。
私の住んでいる地域、伏見で開催されている取り組みです!
伏見で活躍する多様なバックグラウンドの方が40人近く来られます。
企画のねらい
◯「そもそも地域福祉って何か?「これからの地域で求められる地域福祉のカタチ」を学ぶ
◯地域を構成する既存組織の枠組を超えた、連携(ネットワーク)型支援のあり方について参加者の意識醸成を図る
◯福祉課題の2極化(子どもー高齢者)を包括的に捉えて
「今後も安心して住み続けられるまち(地域)をどう作るか」
「子ども(孫)世代に何を残したいか」
「こどもー高齢者間をつ なぐための仕掛け(仕組み)」といったテーマを「自分ゴト」として捉え、そして、考えてもらうため の話題提供の場にする。
この取り組みに尽力されている、深草支所担当のまちづくりアドバイザーの白水育世さんと伏見いきいき市民活動センターセンター長の三木俊和さんが、これらのねらいを大切にするためにグラフィックファシリテーションを取り入れています。
地域支所の取り組みに、このような新しい仕組みである「グラフィックファシリテーション」を取り入れるには、大変な交渉が必要だったと思います。いつも、周りに安心感を与えてくださるお二人笑顔の裏側にある、地域に対する想いや人を大切にされる姿、企画力、運営力から熱意を感じて、私も全力で応えたい!と、毎回背筋が伸びます!
次のアクションにつながる仕掛け
「福祉」って、誰しもが関わることだけれど、自分ごとにできている人はどれくらいいるんだろう。最近福祉の未来を考える場にグラフィックファシリテーターとして呼んでいただくことが多くなりました。
地域活動されてる方、市民活動されてる方、行政の方、教育関係者、ほんとうにいろんな方が関わる分野です。
知るために、知識は大切。
そして、未来に向けて、知識の詰め込み出なくて、対話が生まれたり、次のアクションにつながる仕掛けも大切だとも感じます。
放っておいても、未来に繋がるタネは簡単に生まれないから。
その場で話される「言葉」や「感情」(それもポジティブなことばかりでなく、ネガティヴなことも) 未来に繋がるタネとしてグラフィックに残したい。
そして、グラフィックを通じて対話が生まれるような、場への働きかけ(問いの投げかけや声かけ)を微力ながら心がけます。
深草まるごとつながりネットワークねっと2017
https://www.facebook.com/fukamarunet/
ワークショップデザイン論から学ぶ、人を巻き込む問いの練り上げ方
公開講座「ワークショップデザイン論から学ぶ、人を巻き込む問いの練り上げ方」
京都市とまちしごと総合研究所が企画されている活動推進化プログラムでグラフィックを描かせていただきました!
全部で5回の公開講座
現在第一回〜第三回までが申し込みを受け付けています。
人気の公開講座(無料ですよ〜!)です。
↑
参加者の方に塗ってもらいました^^
はじめに
ファシリテーターはまちしごと総合研究所のまっくすさん。
この講座を開講するにあたり、まっくすさんからグラフィックファシリテーションの声かけをいただいた際、「みんなと、つくってみる」ことについて話してくれました。
グラフィック(ハーベスト)についてもハーベストを通じて実現したいことを丁寧に話してくださりました。
「参加される方々が、その場で生まれた学びを取りこぼすという恐れから解放されること」
「1つ1つの気づきを大事にしてもらえる状態を提供すること」
「学びを振り返ることができ、かつ参加できなかった方々が学びを得ることができるようにしたい」
そして、スタッフの事前打ち合わせでは、「講座をつくることを通じて、手伝うメンバー自身が成長したり、学びを得たりしてほしい。」と話されました。
まっくすさんの周りに、成長したい人が集まり、そして、活躍していく人が集まる理由も納得な気がしました^ ^
どんな場にしたいか。を、聞いた上で、今回は、この場の空気や場の感動ももちろん大切にするけれど、ファシリテーション<ハーベストで、安斎さんの講座の内容は取りこぼしのないように見やすくまとめること、そして、今回の講座は参加者と参加者と一緒に活動している人たちにとって必要な内容なので、来ていない方の顔も思い浮かべながら、その方々にも伝わる内容量にすることを、わたしの目標にしました。
公開講座スタート
講座を通じて
○学びを発見して
○共有してつながって
○新しい一歩目を
そんな、まっくすさんのよびかけから講座が始まりました^ ^
今年の1月に初めてお会いしてから、グラフィックレコーディングを描かせてもらうのは今回で4回目!4回も描いているにもかかわらず、わたしの似顔絵は相変わらず下手くそですが…orz
安斎先生の講座は、何回聞いても本当に気づきが多くて、そして、すっと頭に入ってきます。
ワークショップの問いのデザイン
○いかに学びと創発を生み出すか?
○いかに自分のプロジェクトに人を巻き込むか
この二つが今回の講座の射程。
近年、クリエイティビティの求められる企業や
新しい学びが必要な学校において
ワークショップはその要請に合致しているために、注目されています。
100年も前から、ずーーーーっと「新しい手法だ!」と言われ続けているワークショップ。
1990年頃から続いているにも関わらず、常にその時代にとって新しいと感じられるものを提供することができる手法。
ワークショップのエッセンスは「非日常」「協調性」「民主制」「実験性」。
ひねりのある問いが創発を生む
前半のお話で面白かったのは、安斎先生が実際に研究された「ワークショップの問い」の話し。
ワークショップをする際に
①心地よいcafeとは?
と聞くのと、
②危険だけど心地よいcafeとは?
と聞くのとで、何か結果が変わるのか。
実際に安斎さんは日本全国をまわって、この2種類の問いでワークショップを開催されました。
結果、①だとすぐに結果が決まったり声の大きい人の意見が通りやすい傾向にあるのに対し、②は対話の連鎖が多くなったそうです。沈黙の時間も生まれやすくなり、それがワークショップの中でのコラボレーションを生み出しやすくしている一つの要因という結果がでたそうです。
問いのコンビネーションが大切
問いたいことをいきなり問うのが良いとは限らない。
動機付け→視野の拡大→本題
演習では、このような段階を踏んで問いをつくることに挑戦しました。
効果的な問いのパターンや切り口を探すアプローチについてお話があり、実際に一人一人が問いを考えました。
ワークショップで考える問いと、参加者に投げかける問いが必ずしも一致するわけではないというお話に、参加されている方の顔もだんだんと真剣そのものに。
人を巻き込むコミュニティの問いのデザイン
詳細についてはグラレコにも描いているので割愛しますが、特に印象に残ったお話をひとつ。
パリのカフェの話。カフェにやってくる新参者から常連へと移行していく話が、まさにコミュニティ形成の軌道となっていて、おもしろかった!
ポイントとしては以下のようなことが挙げられました。
○定期的に新しい風が吹く仕組みが必要
新規参入者(カフェでいう初めての来店者)が気軽に周辺参加できるということ
→場の新陳代謝につながる
→同じ人ばかりで熟達が進むと、場が固着していき、学習が停滞する
○熟達者のやり方が可視化されているかが鍵
既存の構成員(カフェでいう常連客)の上手な学び方の手本が可視化されているということ
→手本が見えることで、周辺参加者が「ああなりたい!」「ああすればいいのか!」と思えるようになり、つながっていく
コミュニティのコアにいる人達だけでいつまでも運営していても、場の固着化が進む。持続可能な組織にするためには、徐々に新しい風が入る「周辺参加の仕組み」って、とても大切。この視点、自分のコミュニティを思い返して意外と抜け落ちやすいんじゃないかと感じて、ハッとしました。
問いは成長する
安斎さんからの最後のメッセージ。
「問いは成長する。」
「問いを他者にさらしてアップデートする。」
「問いに暫定解を出しながら、問いを成長させる。」
近日、問いの本を出版されるそうです!安斎さんの問いへの想いが伝わってしました。
---
人によって刺さる問いが違う、というのはおもしろいなと思いました。
わたし自身、「問いは苦手だ」と思って生きてきました。問いを投げかけられるのは苦手です。そっといておいてほしい。笑
今回の安斎さんの講座で、気づいたのは、よくよく考えてみると、良い問いは、本人が問われていることに気づかないくらい自然に思考に導いてくれるんだということ。
自分がいれば解けるかも、と思わせるような問いを投げられられたとき、知らず知らずのうちに巻き込まれてきたかも。笑
ファシリテーションをしていると、必ず必要な問い。時間をかけて、これから問いをつくるときには丁寧に考えていきたいと思えた時間でした。
参加者の方が、手にした問いを大切にして、人が繋がり、まちづくりに繋がっていくときに、今回の学びのハーベスティング(ファシリテーショングラフィック)が少しでも役立てばいいなと思います。
写真 by東信史さん、あるちゃん
グラフィックファシリテーション
by Demu 鈴木さよ
Art of HostingのHarvesting 実りの収穫 公開!
Art of HostingのHarvesting 公開!
Harvestingチームのあいこちゃんと麻衣子さんが中心になって作成してくださった4日間の実りをまとめたサイトが公開!
*AoH(参加型リーダーシップを学んで実践する場)
つい数ヶ月前までは、AoHってなに?
Harvestingってなに?お菓子?
と思っていたのですが、
今となっては、知らなかった時にはもう戻りたくないくらいの魅力に魅了されています。
学んで、終わり。
ではなく、みんなの学びや気づきを収穫して、次のアクションにつなげるためのHarvesting。
「実り(その場で生まれたアイデアや学び、創造されたもの等)」
その場でグラフィックにするだけでなくて、終わった後にもサイトにまとめたり、動画を作成したりしていました。
次のアクションのために活用できるように、実りの種を大切にしているのです。
で、合ってるよね、あいこちゃん、麻衣子さん?!
私は、7人のHarvestingチームの1人でした。
Harvestingチーム、みんなの学びのじゃまにならないように、地味----に動画を撮影したり写真を撮影したり見えないところでガンバッテたんだよー笑
特に、私は微力ながら、4日間の振り返りmovie制作に愛を込めました!
このmovieが
参加者の方にとっての振り返りに。
AoHを知らない方には、この楽しさ&深い学びが伝らるものになっていればいいな。
きっと、あなたもAoHに参加したくなる。(洗脳。笑)
そして、わたし自身、イノシシのようにがむしゃらにグラフィックを描いて来たけれど、そろそろHarvestingしないと、大切な実りが腐って落ちてしまうかも…と気づきました。
自分と向き合って、これまでのグラフィックファシリテーションの活動をHarvestingをしてみようと思いました!
サイトつくれるかなー
☆MOVIE
Produced by 監督:HARU 制作:SAYO
Art of Hosting 2017 in Ayabeに参加しました。
直感を信じて参加を決めたArt of Hosting and harvesting!
心から交わす対話と、個性豊かな参加者の方々、
そして、おいしいごはん。
お肌つやつやになって帰ってきました笑
初めての経験や、カオスな場に身をおくと、
いつも見えないふりをしている自分の弱さがひょっこりと顔を出してきます。
今回そんな自分にどっぷりと浸かり、そして、その中で学びを得る時間をもらいました。
慣れ親しんだ人たちと慣れ親しんだやり方でやることに慣れてきていたんだな、わたし。という気づき。
うまくいかないときにこそ、人間の本質が現れる。
楽しく学びの多い合宿である一方で、自分の弱さや、向き合いたくない自分と向き合うことのできた時間でした。
AoHを終えてから、何人かの方とAoHの直後の「一番新鮮な学び」をHarvestさせていただく時間をもらいました。
ゆりさん、あいこちゃん、麻衣子さん、ゆうすけ、あずさん、いくさん、耕平。大切な時間を、一緒に振り返ってくださりありがとうございます。
そして、今日からもまた、誰かと学びをHarvestできることを楽しみに、思い込みや間違いも含めて、今の気持ちを徒然と残すことにします。
Art of Hosting and Harvesting Conversations and Work that Matter
〜大事な話をホストし、収穫し、次に繋げていくためのアート
“参加型リーダーシップを学び、実践する合宿型トレーニング”
複雑性に対応するための理論をレクチャーや体験を通して学び、そして、対話を通じて起こる変化そのものを合宿の中で体験します。理論を学ぶための時間、対話を実際にやってみる時間、対話を実際にホストする時間にわかれ、トレーニング後、すぐに自分の課題に沿った対話を起こすことができるよう構成されています。
対話は、目的そのものではなく、目的を達するための重要な「方法」としての位置付けで、トレーニング中に、今世界で実施されている様々な対話の手法を体験し、実践する機会です。具体的な対話の方法としては、ホールシステムアプローチ(大規模集団の対話の手法)のワールド・カフェ、オープン・スペース・テクノロジー、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)、プロアクションカフェなどを行いました。
*参考:AoH サイト
ハンマー方とかプレッシャーの中で学びや気づきを押し込むようなことは一切なくて、すべての学びはその人に属しているという、とてもやわらかくて心地よい中での学び。
学習するコミュニティの実践。意図、理論、枠組み、スキルなどを取り入れる過程での気づきも失敗もすべて学びにつなげていく空間だと感じました。
時間が経って気づくこと、何日も経って気づくこと、いろんな気づき。
まだまだ気づけていない学びがあると感じています。
Art of Hostingに参加して感じたこと
*詳しいコンテンツは、Harvestingチームのあいこちゃんと麻衣子さんが中心となって作成してくれたサイトで見れます。リンクは本文の一番最後。
終わった後にじわじわとくる感覚。「あの時間は何だったんだろう。」
今回、私自身は参加者ではなく、Hostingチームの中でもHarvestingチームとしてジョインしていたことで、感じたことが多くの方とは違う視点になっている、ということに、振り返りを通じて気づきました。
現時点で、感じている学びや気づき
・プロジェクトを進める中での経験を、「学び」として受け取る方法
・場をホールドすること。それは自分自身のあり方そのものだということ
・“大切な話”を持つための8つのプロセス8Breaths
・異なる視点(レンズ)をもってストーリーを聞くことでより深まる気づき
・自分自身のストーリーを話すことの大切さ
特に、8Breathsで紹介された8つのプロセスは、今後も自分自身にも、共に恊働する仲間とも共有していきたい内容でした。
衝動ともいえる強い「想い」から物事を始めたのに、対話が起こらなかったり、アクションにつながらなかったり、プロセスが行ったり来たりすることは珍しくなく、世界が必要としていることにも関わらず、続かないことはたくさんあります。
そのときに大切な言葉や創発したものの意味を見出して、書き留めたり促進する重要な役割の一つがArt of Harvesting (ファシリテーショングラフィックを含む)だと。
人生のHarvesting
大切な話し合いを行動につなげるために、プロセスをデザインして実践するための、記録や共有手段としてのグラフィックハーベスティング。
この考え方を知って。
未来のアクションに繋げるために、色んな人の人生のHarvesting、コミュニティのHarvestingをしていきたいと思いました。
もっとファシリテーショングラフィックを生かしてきたい思いました。
誰かと話して感じたこと。たくさんの仕事をこなして得た知識。今、自分がどんなことに関心があるのか。そんな、その瞬間・その時にしか感じられない「未来のアクションに繋がる実り」を、気づかないうちに、私たちは放置して腐らせてしまっていることが多いのかもしれません。
特にめまぐるしい速度で進む社会の中で、大切なものが置き去りにされてくることも少なくない。
本来のAoHの解釈とは少し違っているのかもしれないけれど、大切なことをたいせつにするためのヒントに気づかせてもらった気がします。
なぜ、わたしはファシリテーショングラフィックを描くのか。
また、新たな視点が加わって楽しみになってきました。
ペンを手放して蘇ってきた感情
今回、Harvestingの大切な役割の一つとして、「Be Hosted」その場に参加することで感じることをハーベスティングする。というミッションがありました。
ペンを手放して、参加者としてどっぷりつかることで気づいたこと。
この数年、企画に参加する際には常にペンを握り、コンテンツやその場の感情を写す鏡に徹することも多くて。自分自身の心がどう感じるのかを大切にしているつもりでも、100%は難しい。
周りの心とどのように共鳴しているのかを感じるとることが、後回しになっていることもありました。
ペンを手放し、目の前の人・自然・自分の心に集中して4日目の朝。
急に。
目の前の人の声がクリアに聞こえてきて、自分でも気持ち悪いくらい、なぜか涙がこみ上げてきて、一気に心への栄養補給がはじまったことに気づきました。
目の前のできごとの詳細にまで神経がいきわたるようになることで、感じとる情報量が一気に増えて、急に感情が返ってきた感覚でした。
年を重ねるごとに鈍くなっていた心。
傷つきたいない、失敗したくない、恥ずかしい思いをしたくない…
そんなつまらない感情が膨らんでいって、封印されていた感覚が蘇ってきたのを感じて、その場にいる人に感謝したくなりました。
Harvestingチームとして参加して
今回、チームとして動くArt of Harvestingというものを知りたくて、参加者としてではなく、Harvestingチームとしてジョインしたのですが、学びも気づきも悔しさもいろんなことが一度にぎゅっと詰め込まれすぎていて・・・
このあたりについては、もうすこししてから、学びとして言葉にしたいな、と思います。
今回、マックスさんからAoHのことを教えてもらって、5分後には申し込んでいた瞬間から、なんとなく自分の中で、このAoHへの参加は人生の大きな転機になる気がしていていました。
この年になると、「まったくの初めての経験」に飛び込むことが減ってくる。だから、初めて会う人と、初めての経験の中で、短期間でひとつのものをつくるということをまっさらな気持ちで経験したかった。
長期間の有給をとるために、このタイミングで今の仕事を辞めることにしたり、AoHの前後に予定をできるだけ入れないようにして、「余白」をつくることにしたこと。いつもめまぐるしく予定を入れてしまう私にとって、AoHを終えて1週間、とても良い時間を過ごすことができました。
AoHを教えてくれたマックスさん、Harvestingを率いてくれたあいこちゃん、そして、Harvestingチームとして一緒に過ごした麻衣子さん、こばりん、はるくん、ゆりちゃん、ありちゃん、そして、グラフィックファシリテーションと発達凸凹の取り組みについて話す機会をくれたたまさん、話をきいてくださったみなさまに、心から感謝しています。
まだまだ消化しきれないAoHについて、気づきを学びにしていく時間が続きそうです・・・
以下のサイトは、近日公開予定のリンクです。
ありたい自分を自由に選択しながら生きいきたい
8月6日、ハムの日、誕生日を迎えました!
普段はあんまり意識しないけれど、今回は、
NHKのニュース深読みでファシリテーショングラフィックをしているなっちゃんの1日グラフィックファシリテーションアドバンス講座!
ということで、とても楽しみにして当日を迎えました。
そして、夜は、ヘロヘロになりながら通りかかった鴨川沿いで、カッパを見つけ、Tマンと、そこにカッパ研究会のみなさんが加わったメンバーでカオス晩酌をしていました笑
この一年はカオスな予感です。笑
8月6日、原爆の日に生まれて、子どもの頃から、誕生日には、大勢の日本人の命が無差別に失われた日に自分が生まれたことに
大げさですが、意味を感じて過ごしてきました。
年を重ねるごとに感じることは変化してきていて、わたしの定点観測です。
グラファシ講座は、ずっともやもやとしてきていたことをなっちゃんがバシーッと言葉にしていってくれる、まさしくわたしが、必要としていた講座でした!!
グラファシと向き合う中で、自分が感じたことよりも、どうすれば相手を幸せにできるかを優先してしまう自分に気づきました。
自分がハッピーでない人間に周りをハッピーにできるとは思えないので、「わたしはどうありたいのか」を白紙から考えるつもりで受講しました。
丸一日の講座で、約6枚の模造紙にかきました。
その間ほとんど文字をかきませんでした!
どう感じるのか。
自分を中心に据えて、感じた感動を表現することで、周りに感動を伝えてファシリテートする。
アートは好きなので、正直、即興アートとの境目がわからなくなりそうだと感じたし、関与する場が毎回感動するような展開にはならないので、その部分をどう表現するのかとか、どのスキルを伸ばすのかとか。
福祉関係や感情や共感の苦手な発達障害者のサポートとして書くときには、正確に伝えながら、場を本人たちに受け渡してファリシテートするので、感情よりも文字が重要になってくる。とか。考えることはたくさんありました。
そういうことも含めて、白紙の自分の心にどんどん書き加えられていった新たなもやもやとの出会いに好奇心が目を覚ましてわくわくしています!
正直、まだ整理しきずもやもや〜っとしています。
でも、きれいに整ったファシグラの前では、みんな写真を撮って、すごいねすごいねって言いながら早々に去っていくけれど、
わぁっとその時の雰囲気が伝わるファシグラの時は、参加者の対話が勝手に生まれる。ということは間違いない事実です。
これまで描いてきた模造紙は400枚を越えようとしています。
結局、10年くらい前から私が目指しているところは変わっていなくて。疑問に感じはじめると止まらなくて、得意の批判的思考が爆発します。そもそもその問題や課題は正しいのか。
今、最も自分の疑問や課題を解決してくれるのにパワフルだなと感じているのがファシリテーショングラフィックなのです。
これまで好奇心旺盛なせいでぶつかったり転んだり噛み付かれたり?して経験してきた点が、繋がっていく感じです。
転んだこともない人に、転んだ人の痛みはわからないように、経験がしたことがないとことに共感してみても、少し嘘くさい。
だからたくさん経験して、経験できないことは話を聞かせてもらって、寄り添えるようになりたい。
頭のいい方ははじめから気づいてるのかもしれませんが、見た目に美しいグラフィックレコーディングはできても、人の心に寄り添うグラフィックファシリテーションは誰にでもできるものではないと気づきました。
誰のために、それをするのか。
何のために向き合うのか。
わたしは、今、どうありたいのか。
今回のなっちゃんの「感じる」ということに焦点を当てた研修はわたしにとって必要で大切でした!
感じるって年を重ねるごとに鈍くなっていく。傷つきたいない、失敗したくない、恥ずかしい思いをしたくない…そんな大人の事情により、自分の感性は封印されていく。ということに、自分では気づかない。
特に、「男みたいな考え方だね」とよく言われる思考回路のわたしには、努力を重ねないと感性を失うのは一瞬なのかもしれないと思いました。
長い間、充電期間に入っていましたが、この一年は、封印してきた、「感じて表現する」ことに力を入れたい!
20年間踊ってきたバレエやコンテンポラリーダンス、日本舞踊、絵画をもう一度再スタートしたいと思います。感じとるセンサーも磨き直したい。
今月からは、なっちゃんが声をかけられた精鋭のみなさんと、グラフィックファシリテーションのプロコースが始まります。年甲斐もなく、楽しみと不安でどきどきしっぱなしです。
いつも支えてもらったばかりのわたしですが、、何気ない「頑張れ」という言葉が励みになっています!
大勢が苦手ですぐ人酔いしたり、人の感情を受け取りすぎて寝込んだり、根っこがチキンですぐ落ち込む人間ですが、次の一年、走りきれるように。
どうかこれからもよろしくお願いします!