Art of Hosting 2017 in Ayabeに参加しました。
直感を信じて参加を決めたArt of Hosting and harvesting!
心から交わす対話と、個性豊かな参加者の方々、
そして、おいしいごはん。
お肌つやつやになって帰ってきました笑
初めての経験や、カオスな場に身をおくと、
いつも見えないふりをしている自分の弱さがひょっこりと顔を出してきます。
今回そんな自分にどっぷりと浸かり、そして、その中で学びを得る時間をもらいました。
慣れ親しんだ人たちと慣れ親しんだやり方でやることに慣れてきていたんだな、わたし。という気づき。
うまくいかないときにこそ、人間の本質が現れる。
楽しく学びの多い合宿である一方で、自分の弱さや、向き合いたくない自分と向き合うことのできた時間でした。
AoHを終えてから、何人かの方とAoHの直後の「一番新鮮な学び」をHarvestさせていただく時間をもらいました。
ゆりさん、あいこちゃん、麻衣子さん、ゆうすけ、あずさん、いくさん、耕平。大切な時間を、一緒に振り返ってくださりありがとうございます。
そして、今日からもまた、誰かと学びをHarvestできることを楽しみに、思い込みや間違いも含めて、今の気持ちを徒然と残すことにします。
Art of Hosting and Harvesting Conversations and Work that Matter
〜大事な話をホストし、収穫し、次に繋げていくためのアート
“参加型リーダーシップを学び、実践する合宿型トレーニング”
複雑性に対応するための理論をレクチャーや体験を通して学び、そして、対話を通じて起こる変化そのものを合宿の中で体験します。理論を学ぶための時間、対話を実際にやってみる時間、対話を実際にホストする時間にわかれ、トレーニング後、すぐに自分の課題に沿った対話を起こすことができるよう構成されています。
対話は、目的そのものではなく、目的を達するための重要な「方法」としての位置付けで、トレーニング中に、今世界で実施されている様々な対話の手法を体験し、実践する機会です。具体的な対話の方法としては、ホールシステムアプローチ(大規模集団の対話の手法)のワールド・カフェ、オープン・スペース・テクノロジー、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)、プロアクションカフェなどを行いました。
*参考:AoH サイト
ハンマー方とかプレッシャーの中で学びや気づきを押し込むようなことは一切なくて、すべての学びはその人に属しているという、とてもやわらかくて心地よい中での学び。
学習するコミュニティの実践。意図、理論、枠組み、スキルなどを取り入れる過程での気づきも失敗もすべて学びにつなげていく空間だと感じました。
時間が経って気づくこと、何日も経って気づくこと、いろんな気づき。
まだまだ気づけていない学びがあると感じています。
Art of Hostingに参加して感じたこと
*詳しいコンテンツは、Harvestingチームのあいこちゃんと麻衣子さんが中心となって作成してくれたサイトで見れます。リンクは本文の一番最後。
終わった後にじわじわとくる感覚。「あの時間は何だったんだろう。」
今回、私自身は参加者ではなく、Hostingチームの中でもHarvestingチームとしてジョインしていたことで、感じたことが多くの方とは違う視点になっている、ということに、振り返りを通じて気づきました。
現時点で、感じている学びや気づき
・プロジェクトを進める中での経験を、「学び」として受け取る方法
・場をホールドすること。それは自分自身のあり方そのものだということ
・“大切な話”を持つための8つのプロセス8Breaths
・異なる視点(レンズ)をもってストーリーを聞くことでより深まる気づき
・自分自身のストーリーを話すことの大切さ
特に、8Breathsで紹介された8つのプロセスは、今後も自分自身にも、共に恊働する仲間とも共有していきたい内容でした。
衝動ともいえる強い「想い」から物事を始めたのに、対話が起こらなかったり、アクションにつながらなかったり、プロセスが行ったり来たりすることは珍しくなく、世界が必要としていることにも関わらず、続かないことはたくさんあります。
そのときに大切な言葉や創発したものの意味を見出して、書き留めたり促進する重要な役割の一つがArt of Harvesting (ファシリテーショングラフィックを含む)だと。
人生のHarvesting
大切な話し合いを行動につなげるために、プロセスをデザインして実践するための、記録や共有手段としてのグラフィックハーベスティング。
この考え方を知って。
未来のアクションに繋げるために、色んな人の人生のHarvesting、コミュニティのHarvestingをしていきたいと思いました。
もっとファシリテーショングラフィックを生かしてきたい思いました。
誰かと話して感じたこと。たくさんの仕事をこなして得た知識。今、自分がどんなことに関心があるのか。そんな、その瞬間・その時にしか感じられない「未来のアクションに繋がる実り」を、気づかないうちに、私たちは放置して腐らせてしまっていることが多いのかもしれません。
特にめまぐるしい速度で進む社会の中で、大切なものが置き去りにされてくることも少なくない。
本来のAoHの解釈とは少し違っているのかもしれないけれど、大切なことをたいせつにするためのヒントに気づかせてもらった気がします。
なぜ、わたしはファシリテーショングラフィックを描くのか。
また、新たな視点が加わって楽しみになってきました。
ペンを手放して蘇ってきた感情
今回、Harvestingの大切な役割の一つとして、「Be Hosted」その場に参加することで感じることをハーベスティングする。というミッションがありました。
ペンを手放して、参加者としてどっぷりつかることで気づいたこと。
この数年、企画に参加する際には常にペンを握り、コンテンツやその場の感情を写す鏡に徹することも多くて。自分自身の心がどう感じるのかを大切にしているつもりでも、100%は難しい。
周りの心とどのように共鳴しているのかを感じるとることが、後回しになっていることもありました。
ペンを手放し、目の前の人・自然・自分の心に集中して4日目の朝。
急に。
目の前の人の声がクリアに聞こえてきて、自分でも気持ち悪いくらい、なぜか涙がこみ上げてきて、一気に心への栄養補給がはじまったことに気づきました。
目の前のできごとの詳細にまで神経がいきわたるようになることで、感じとる情報量が一気に増えて、急に感情が返ってきた感覚でした。
年を重ねるごとに鈍くなっていた心。
傷つきたいない、失敗したくない、恥ずかしい思いをしたくない…
そんなつまらない感情が膨らんでいって、封印されていた感覚が蘇ってきたのを感じて、その場にいる人に感謝したくなりました。
Harvestingチームとして参加して
今回、チームとして動くArt of Harvestingというものを知りたくて、参加者としてではなく、Harvestingチームとしてジョインしたのですが、学びも気づきも悔しさもいろんなことが一度にぎゅっと詰め込まれすぎていて・・・
このあたりについては、もうすこししてから、学びとして言葉にしたいな、と思います。
今回、マックスさんからAoHのことを教えてもらって、5分後には申し込んでいた瞬間から、なんとなく自分の中で、このAoHへの参加は人生の大きな転機になる気がしていていました。
この年になると、「まったくの初めての経験」に飛び込むことが減ってくる。だから、初めて会う人と、初めての経験の中で、短期間でひとつのものをつくるということをまっさらな気持ちで経験したかった。
長期間の有給をとるために、このタイミングで今の仕事を辞めることにしたり、AoHの前後に予定をできるだけ入れないようにして、「余白」をつくることにしたこと。いつもめまぐるしく予定を入れてしまう私にとって、AoHを終えて1週間、とても良い時間を過ごすことができました。
AoHを教えてくれたマックスさん、Harvestingを率いてくれたあいこちゃん、そして、Harvestingチームとして一緒に過ごした麻衣子さん、こばりん、はるくん、ゆりちゃん、ありちゃん、そして、グラフィックファシリテーションと発達凸凹の取り組みについて話す機会をくれたたまさん、話をきいてくださったみなさまに、心から感謝しています。
まだまだ消化しきれないAoHについて、気づきを学びにしていく時間が続きそうです・・・
以下のサイトは、近日公開予定のリンクです。