大切なものをたいせつに

北極海航海に2度いくほど海が好き。 疑問に思ったことは自分の目で見て感じて確かめたい、と17歳でイギリスに1年間滞在、その後、北極海研究船に2度乗船する。メーカー勤務、大学勤務の中でその場で「話の見える化」を行うグラフィックファシリテーションと出会う。会議、ワークショップ、講演会、教育現場等、これまでに500以上のの現場に携わる。発達凸凹への活用を中心として、組織開発や教育現場での活用法を探求している。 https://www.tagayasulab.com/graphicfacilitation

『ナラティブアプローチが見せてくれる可能性』参加してきました。

終電で最後までいられなかったけど、本では感じれない感覚を得られたので参加してよかった!

 

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ゲストは国重浩一さんと宇田川元一さん。


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ナラティブアプローチ
=相談相手や患者などを支援する際に、相手の語る「物語」を通して、その人らしい解決法を見出していくアプローチ方法

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昨年から仕事で入らせてもらっていて、もやもやしていたこと。

 

死を待つ方、治らない病気の患者さんのお話を聴くことで(描かせていただくことで)、短時間の中で何かとてつもない変化がご本人に起きているんだけど、そのことを言語化できずにいました。

 

「あの時こうしていれば」「後悔しかない」そう語っていた方でも、たった1時間ストーリーを語りきる頃には、自ら前向きになっていく。
そのダイナミックさ。

 

ストーリーを語ってもらう理由は、製品開発だったりマーケティングのためのインタビュー調査のためなんだけど、その領域を超えて、ここで起きていることが、ナラティブアプローチの理論によって腑に落ちてきた。 


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「いい場でしたね」と言うのは簡単だけど、私は一時の魔法をかけたいわけじゃない。必要な人のために、意図的に起こせるようになりたい。そのために、わたしには経験も知識も知恵ももっともっと必要だー