平成30年度全国高専フォーラムのポスターセッションでグラファシの活用を紹介
平成30年度全国高専フォーラムのポスターセッション。国立明石高専の大塚教授にお声かけいただき、グラフィックファシリテーションを活用したアクティブラー二ングの試みについての紹介を一緒にさせてもらいました。
明石高専で特命助教としてリサーチアドミニストレーターをしていた2014年。太田先生、大塚先生が切り拓いてくださったおかげで、教育現場にグラファシを活用創造教育が実現しました。
グループワークに取り入れたり、毎回の講義をグラフィックレコーディングした模造紙を半期に一度貼り出して振り返りに活用したり、手探りでしたが、グラファシのパワフルさを感じました。
この取り組みは神戸新聞にも掲載していただきました。
現在、明石高専では、大塚先生を中心に、マインドマップ、フューチャーマッピング、リードフォーアクション、グラレコ、グラファシを活用いています。
また、16歳の女の子が主体的に立ち上げたグラファシ部の「すー。」にも注目です^ ^
https://m.facebook.com/groups/286499188534073
いよいよ今週末です〜多様性が拓くみらいを考えよう@同志社大学
「様々な立場の方から生まれるの問いの連鎖が楽しみ」
いよいよ今週末の開催となりました!
私が発達凸凹を意識したのは、教育現場で、発達凸凹の学生と出会ったことがきっかけです。
「発達障害なんです。助けてもらえますか」と。
日本人の6〜10人に一人は発達凸凹と言われているにも関わらず、学校側には支援の仕組みはまだなく、発達障害に関する知識も乏しく、何より私自身、目の前にいるこの子に寄り添う手段を持っていませんでした。
アクティブラーニングという、学生同士が対話をしたり、グループワークをする授業形態の際に、緊張して話せない子や、話しすぎる子がいる中で、どうにかみんなが安心して参加できる方法はないかと探して探して…
見つけてきたのが、凸凹フューチャーセンターの特徴の一つでもある「話の見える化-グラフィックファシリテーション」です。
この「話の見える化」は、「誰が話したか」ではなく、「何を話したか」を目の前で文字とイラストで書いていきます。そのことで、すぐに確認できたり、話についていけない人も確認できたり、小さな声にも光を当てることができます。今では、私たちにとって、立場が違ったり、バックグラウンドの違う人が一緒に対話するときに安心して話すことのできる大切なツールの一つとなっています。
私たちは、今回のような「対話の場」を2年前にスタートしました。第一回は参加者は2人。
今では全国から多い時で40名を越える方が集まるようになりました。
当事者だけ。保護者だけ。研究者だけ。支援者だけ。で話をするのは、価値観が近く居心地がいいですが、それぞれの役割や肩書きを手放して、ひとりの人として話すことで気づけること、学べることの豊かさを感じています。
また、支援という言葉よりも「共助」という言葉に惹かれています。普段「支援される側」とレッテルを貼られている人が、発達凸凹のお子様のいる保護者を励ましたり、アドバイスしたり「支援する側」になることもある。これは共助だと感じています。
誰かが枠をつくることで、その枠にはまる人が出てきるんじゃないか。その枠を壊したい。
答えはないですが、障害をもっていると言われる人間が力を発揮できない社会自体が大きな損失をうけているのではないか?と感じるようになっています。
そんな想いで、私自身は発達凸凹という見えない障害や、一人ひとりの想いや願いを、ペンを握り、見える化する事で向き合う方法を選んでここにいます。
今回のフォーラムでは、研究者として、指導者として、ファシリテーターとして、まちづくりをする人間として…それぞれの視点から社会や障害と向き合うゲストがお越しくださります!
様々な問いを持った人が、その問いを自分の中にしまいこむのではなく、集まった人たちと対話することで、また新しい問いが生まれる。
そんな場になればいいな、と感じています。みなさんとお会いできるのを心待ちちしています!
https://www.facebook.com/events/499257550544296/
広島県福山市でOne day cafe.fukuyama〜発達凸凹の?について語るcafe〜 開催!
初、京都を飛び出して開催!
One day cafe. fukuyama
2年前から毎月、開催してきた対話の場
発達障害当事者や研究者、支援者、ご家族など、さまざまなバックグラウンドの方でどうしたら安心して話せる場ができるかな、どうしたら本音を引き出せるかな、と長い間工夫を重ねながら続けてきました。
ここで、安心安全の場をつくるためにグラフィックファシリテーションを描き始めたことがきっかけで、そのパワフルさに魅了されて、今では仕事にするまでになりました。
夢への小さな一歩
5月に、そうさん(竹之内さん)がファシリテーションをしてくださり、One day cafe.kyoto特別編としてプロアクションカフェを開催しました。
その時に、私が叶えたい夢として出したテーマは、One day cafe.kyotoの全国開催。
自助会でもない、研究会でもない、保護者会でもない、いろんなバックグラウンドの価値観の違う人間が同じ空間で対等に対話する場。
そのパワフルさと必要性を感じて、発達凸凹の文化を変えていける気がしたから。
その時に、色んな方に助言をいただき、たくさんの方にパワーをもらった結果、こんなに早く夢への一歩を踏み出す方ができました。周りから見れば小さな一歩だと思いますが、私にとっては奇跡の一歩です。
One day cafe.fukuyamaを企画
今回、日本発達障害学会が広島県福山市で開催されて、そこでポスター発表をすることになったのを機会に、One day cafe.fukuyamaを企画することになりました。
学会の準備とcafeの平行しての準備は大変で、有志団体として続けている私たちとしては、心が折れそうな時もありましたが、凸凹フューチャーセンターのみーにゃんやとしやさんを中心に、心が折れたらバトンを渡し、また受け取り…と、なんとか当日を迎えることができました。
福山のみなさんの温かい雰囲気に包まれて
当日は、約40名にお越しいただき、福山のみなさんの温かい雰囲気に包まれて無事に開催することができました!!
広島県福山市で自助会を主催されているよつばとさん(三島啓さん)をゲストトークにお迎えしての時間。
また、後半のOSTの対話の場でも、興味深いテーマが多く、いくつかこちらでもご紹介します。
今回は、凸凹フューチャーセンターだけでなく、広島にお住いのワークショップデザイナーであり、ファシリテーターのまさやんやはるさんという強力な助っ人も来てくださり、大勢の方にサポートしていただき実現した時間。今回も、みーにゃんの温かいファシリテーションが、安心な時間をつくってくれました。
時間の都合上、支援者の方のゲストトークがなかったり、後半のOST形式の対話の時間が短かったり…
また、参加者のほとんどがはじめての参加者の中、反省点や気づきも多くあり、私たちにとってもより良い対話の場をつくるための学びを多くいただきました。
今回の気づきは、次に繋げていきたいです。
私たち自身も初めて出会うみなさんに少し緊張して至らない点もたくさんありました。それでも一緒にこのような場をつくる機会をくださったよつばとさんや参加者のみなさん、また開催を応援してくださったみなさんありがとうございました!
最後に、うれしかったこと
発達凸凹の特性があるせいで大変な思いをすることもあり、生きづらさと共に一生懸命に生きてこられたよつばとさん。
そのお話を私たちに話してくださったことに感謝して、グラフィックファシリテーションで描いたものをギフトとしてお渡ししたら、「うれしいです」と、涙目で喜んでくださりました。
私は、こんな風に人の人生やストーリーを絵巻物で紡ぎたいんだな、と改めて感じました。
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今月は8/25に京都でも開催します!
One day cafe.kyoto
凸凹フューチャーセンターフォーラム@同志社大学
https://www.facebook.com/events/499257550544296/
第53回日本発達障害学会でポスター発表 〜手描きで作成!
描きながら右腕が痛くなるのを感じて、今ならパワポ作成に後戻りできる…と何度も思いながら。。
学会発表のポスターを手描きにしてみました!
一度やってみたかった!
周りから浮いてました。が、通り過ぎる人に、立ち止まってもらって要点を伝えるにはにはこれで十分でした。
フォーマルな場で手描きなんて!
という方ももちろんいるだろうなということは感じつつ…
研究内容は原稿で伝わるけれど、この方法の方が、その背景の想いや、熱量、私たちが大切にしていることが、伝わるかもしれないと思ってやってみました。
今回、凸凹フューチャーセンターのポスター発表と、みーにゃん(奥野美里)が同志社大学での研究成果発表としてのポスター発表をしました。
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発達障害には対面での視覚化支援ツールはたくさんあるのだけれど、複数の人間で話の内容を可視化しながら対話をサポートする支援ツールはまだ私の知る限り見当たりません。
でも、人の成長って人と人の関係性の中で育まれると感じているので、発達障害者だけじゃなくて、その家族や研究者や支援者が共に対話する中で、普段立場の違いからすれ違ってしまったり、話す機会のないようは話も話すことができることで、たくさんの気づきが生まれると思うのです。
そんな場を、月に1回、有志で集まった仲間で運営しています。
https://www.facebook.com/onedaycafe.kyoto/
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やってみたからどんな感覚なのか掴めて、本当によかったです。
内容は、研究とまだまだ呼べない内容ですが、2年続いたこの奇跡の節目として&次のフェーズに進む機会としてポスター発表させていただきました。
立ち止まってくれた方々からたくさんのアドバイスをいただいて、本当に有難い。
凸凹フューチャーセンターは今年、ひとまずこれまで試行錯誤してきた体制を一度やめて、また、新しく生まれ変わっていきたいと考えています。
きっちりと計画をして完成してから社会に出すこともできるけれど、未完成のまま社会に出ていくことで、色んな方に携わっていただけるチャンスができることも感じられています。
学会に参加して。のご報告は、改めて…!
京都精華大学の先生方にVISUAL PRACTICE(特にグラフィックファシリテーション)研修を実施
京都精華大学で「ことば演習」をご担当されている先生方向けに、VISUAL PRACTICE(特にグラフィックファシリテーション)についての研修をさせていただきました!
聴く力やコミュニケーション力、伝える力を身につけるための「ことば演習」の講義を担当されている先生方に向けての研修ということで、前日は緊張&楽しみで眠れない…
目の下にひどいクマを作りながら浮かべる笑顔はかなり怖かったんじゃないだろうか(笑)と思いつつ、もりもりと必要なエッセンスを、盛り込んだワークにチャレンジしたあっという間の2時間でした!
主催者のさださんは、大学で発達凸凹や障害を持った学生にも配慮した講義をされている先生で、凸凹フューチャーセンター主催のOne day cafe.kyoto (月に1度開催している発達凸凹当事者や家族、支援者が一緒に対話する場)に以前から参加してくださっていました。さださんがグラフィックファシリテーションを見られて、「これだ!」と思われてからの行動力が本当にすごくて。 まずは先生方が学ぶ必要がある。と、いうお話をしてくださってから、すぐに責任者の方を説得されて、今回の場が開催されることになりました。
ひっそりと続けている凸凹フューチャーセンターの活動に足を運んでくださり、肩書きもない鈴木と海のものとも山のものともわからない未知数のグラファシに、「これが必要だ!」とピンときた直感を信じて、周りを動かしてしまうほどの熱い想いに、わたしもちゃんと期待に応えたい!と、背筋が伸びました。
さださんがいなかったら今日の場はなかったし、信頼されているお人柄だから、こうして企画にもみなさんが集まられるんだろうな、と感じています。ありがとうござます!
実は、今回学べなかった部分についてお伝えする次回の講座も企画してくださっていて、9月24日に開催予定です。
教育関係者向け価格設定になっていますので、ぜひ、関心のある方はこの機会にどうぞ^ ^
世界初となるものづくりエンターテイメント施設「みせるばやお」
世界初となるものづくりエンターテイメント施設「みせるばやお」
2017年11月から八尾市とフジテレビさんと伴走させていただいた事業。
8月8日のオープンに向けてのプレオープン企画に参加してきました。
八尾市の企業の展示ブースやものづくり体験コーナー。
子ども達が集まってにぎわっていました。
プログラミング体験には女の子もたくさん参加していていました。
子どもの頃から、こうしてものづくりやものづくりに携わる人とふれあえること、生の声が聞けるのは貴重な場だと思います。
木村石鹸の木村社長の胸キュン白衣姿
八尾市のものづくり、技術、理系のかほり、人の魅力に惹かれて名だたる企業の社長さんにまざってみせるばやおの個人で会員になっちゃいました!笑
ものづくりの企業さんとコラボしたワークショップ、アイデアソンでもぶっとんだ企画でも何でも。
一緒に企画しませんか?
私、こういうの大好きです。
みせるばやおHP
「いかしあうつながりがゆるやかに組織と社会を変えていく」@JCI
尼崎ENGAWA化計画の藤本くんに声をかけてもらい、尼崎青年会議所の7月度例会におじゃましてきました。
言葉ではないものをたくさん受けとって、
落ち着いてゆっくり話す藤本くんから
彼の内側の多様性がじわじわと感じられて
でもまっすぐで
久しぶりに泣きそうになりました。
いい時間、ありがとうございました!
8月25日(土)@同志社大学
凸凹フューチャーセンターフォーラム
-多様性が拓くみらいを考えよう!-
日本発達障害学会理事の小谷教授とダブルゲストで藤本くんにきてもらいます。
今から楽しみです。
https://www.facebook.com/events/499257550544296/
弱さを見せられるって、最強だと思う。