大切なものをたいせつに

北極海航海に2度いくほど海が好き。 疑問に思ったことは自分の目で見て感じて確かめたい、と17歳でイギリスに1年間滞在、その後、北極海研究船に2度乗船する。メーカー勤務、大学勤務の中で、右脳を活性化させ、価値観の違いを超えて場を一体化させるグラフィックファシリテーションと出会い、その効力に魅了される。議論の可視化や、ワークショップ、講演会など、これまでに300枚近くのグラフィックを描く。現在は、発達凸凹への活用を中心として、組織開発や教育現場での活用法を探求している。北海道大学大学院環境科学院 修了。

念願の発達障害支援者向けの講座を開講しました。

週末に、発達障害支援者向けの講座を開催しました。

 

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初開催…

 

それはもう、開催直前まで緊張しまくりました!

 

ずっと温めてきていたことをついにお披露目する日ということに、いつもにも増して緊張。

 

参加してくださる方は全員初対面の方々。

 

緊張しすぎて、その日の朝、銭湯に行ってから講座の会場に行くことにしました。

おかげでホカホカしていい感じに…笑

 

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今回の講座の裏目

 

大学の中で発達凸凹の学生向けにグラフィックファシリテーションを描いたり


「発達凸凹の?について語るcafe」で対話を可視化してきて


発達障害の当事者にとって、対話は記憶の支援になると感じてきました。

 

そして、普段目の前の相手の支援に力を注いでいる支援者にとっても、

 

対話の可視化や自分自身の頭の中の可視化による、自分自身の内省による癒しが役立つのではないかと感じるようになりました。

 

そういった意味合いで、

表立っての目的としては、

発達障害の支援やコミュニケーションの一つの対話の見える化の手段を学べる場の提供でした。

 

一方で、個人的に目指していたのは、

このような講座の開催を通じて

 

●支援者自身が自分と向き合う場にする


●支援者同士の横のつながりをつくる


●支援者と当事者がともに学ぶことで、普段気づけないことを自ら発見できる場にする

 

このようなことを考えていました。

 

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講座について

 

今回のトライアルでは、本で学べるようなことは極力省いて

 

手を動かして、隣の方と話をして、そして、話を聴くことでの「気づき」をシェアする時間を意識的に長くとりました。


講座の内容については来てのお楽しみですが

 

 

対話の見える化はあくまでもツールであって

どんな風にありたいか、何をしたいかで活用の仕方が変わってくるということ

 

100人描いたら100人ちがう筆跡になるので、人と比べないでほしい。

自分らしさを大切に

感情を読み取りにくい発達凸凹さんの支援として感情を意識して描いて残してほしい

 

描くことだけが全てではなくて、描いてもいいし、

描くことは手放して描ける人を呼んできてもいいし、

発達凸凹さんに、こんなツールがあるよと伝える人でいるだけでもいい

 

「スキル」を求めるのではなく、こんな想いの部分が、参加してくださった方に伝わっていたらうれしいです。。

 

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講座を終えて

 

講座の終了後、約一時間ゆとりをもって会場をおさえていたのですが
参加者のみなさんの対話がたえなくて、ほとんどの方が帰りませんでした。

 

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目的の一つの、

「支援者同士の横のつながりをつくること」や

「当事者と支援者の繋がりをつくること」が

少し達成できたのかな、と感じられた瞬間^ ^

 

冗談のひとつも言えない残念すぎる鈴木(涙)の空気を、
グラフィックファシリテーションしながら鼻歌でなんなくぶち壊してくださった肥後ゆうすけさん。

描いてもらったグラフィックが本当に温かくてうれしかったです。

 

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そして、ほわほわ笑顔で場を和ましてくだれた奥野さんやOne day cafe.kyoto共同代表のすずさんや、やまえもんさんの存在にとても助けられました。 

  本当にありがとうございました。

 

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今回の初開催。

無理のない範囲で、まずはこじんまりとしようと、広報はしませんでした。


にも関わらず、Facebookのイベントページを作成したところ、500人以上の方が「興味あり」と表明してくださりました。

発達凸凹への支援として、対話の見える化に対するみなさんの関心の高さに驚きました!

 

まだまだ発達障害についても勉強が必要だし

グラフィックの腕も磨かないといけない。

 

必要な人に必要な手段が届くまで

少しずつバージョンアップさせながら

地道に続けていきたいと思います。

 

 

最後に参加者の方に描き込んでもらったコメント、大切にします。

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ほんとうの痛みをともなうのは

珍しく自分から声をかけて、母と姉とご飯に行って来ました。

 

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三人姉妹の末っ子として育った私には、

テレビのチャンネル権はなく(笑)

出かける時も決めてもらったままについていく

金魚のフン。

 

家族の中で役割分担があって

末っ子にも末っ子の役割がありました。

 

父がこの世を去った今年
一年が終わっていくのが少し不安なようなこわいような感覚です。

 

長い人生の中では、何度も訪れる

大切な人との別れなんだろうけれど、

 

ほんとうに痛みを伴うのは、

起きたその瞬間よりも、

悲しみや寂しさと共に歩もうと決意した瞬間なのかも。

 

いつまでも悲しみに明け暮れてはいられない。

守ってくれる人を失うごとに、守る側になる意識が育つのかもしれないなぁ。

 

今まで安心な場所をつくってきてもらったこと。
今度は、わたしがつくる番になれるように。

 

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死ぬまでが人生。

今までのありがとうと、これからもよろしくねの時間でした。

 

美味しいご飯を食べながら、とってもゆっくりな時間を過ごせました。

Naturaの野村さんのご夫婦ありがとうございます!

 

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奈良の学園前駅近くにあるおいしいお店

ほっぺたのおちそうなやわらか大和ポークや
こだわりの大和野菜を取り扱っておられる
大和野菜×イタリアンのNatura


https://www.yamatoyasai-natura.jp/

 

 

発達障がいと右脳活性の効果に関する論文

発達障がいについての勉強を始めて、6年。

高専の授業の中で、「発達障がいです。何かサポートしてもらえますか」と学生が相談にきました。そのことをきっかけに、文字の板書が苦手なら、どこかで見たことがあった、絵と文字で描く「あれ」なら分かりやすいのかも?と、描きはじめました。当時は、ファシリテーショングラフィック(以下ファシグラ)の呼び方も知りませんでした。

 

国立明石工業高等専門学校

防災リテラシーの授業

https://www.akashi.ac.jp/csee/防災リテラシー授業

 

 

One day cafe.kyoto 「発達凸凹(発達障がい)の?について語るcafe」でファシグラを活用しはじめて1年以上が経ちました。

 

One day cafe.kyoto

https://m.facebook.com/onedaycafe.kyoto/

https://onedaycafekyoto.wixsite.com/home

 

発達障がい当事者の対話において、話しすぎる人や、場面寡黙が起こる人、人前で話すのが苦手な人、記憶力が極端に短い人、このようなタイプの方の対話において、ファシグラが助けになっていると感じるようになりました。

 

しかも、毎月継続して通っている当事者に関しては、人前だまったく話せなかった人が、紙を見ながら話すようになったり、話す能力やまとめる力、人によっては、人前で話す力まで養われてきたように感じるのです。

 

ファシグラは右脳の活性化につながると言われています。さらにその場で対話の内容を絵と文字をつかってリアルタイムに描くので、忘れっぽい特性があっても、話した内容を確認しながら対話できるので、安心してその場にいられます。

 

この気づきをそのままにしておけない気がして、科学的な証明ができるのではないかと勉強してきました。そして、ようやく何か見えてきた気がするので、少しずつまとめていきたいです。まずは、役立ちそうな文献を順番にまとめていくことから。

 

そして、できれば、発達凸凹の強みを伸ばす一助としてファシグラを活用することで、今まで能力を発揮できずに苦しんできた人が能力を伸ばすきっかけにできないか、模索していきたいと思います。

 

10年かかるか20年かかるかわからないけれど、頭の整理や感受性を引き出す効果もあるファシグラがもしも発達障がいの新しい支援の手段の一つとなるなら、探求したいです。

 

 

 

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【論文の概要】

 タイトル: 広汎性発達障害児の優れた能力に関わる 脳内ネットワークを解明 

 

金沢大学の医薬保健研究域医学系三邉義雄教授らの研究グループが発表した興味深いデータです。

 

発達凸凹の右脳が特定の役割を果たしていることを解明し、幼児の複雑な 脳機能発達と知的能力についての客観的な評価方法を確立できる可能性が高まりました。

 

一部の発達障害児は、言葉の意味を理解する事は苦手ですが、目で見た事(および文字)の理解においては、同等、あるいは逆に優れている傾向があることを示しました。それは幼少期(5-7歳) より既に認められている先天的とのことです。

 

健常に発達している幼児(5-7 歳)26人と、広汎性発達障害児童(発達凸凹)26人を対象として、脳内ネットワークを調べた結果、

 

発達凸凹の子どもにおいては高い読字能力を示す群は,脳の右半球後方のネットワークがより活発に活動していることが事がわかりました。

 

絵と文字をつかって、言語も交えて対話を可視化していくファシグラは、右脳を活性化する効果もあり、発達障がいの能力を伸ばしたり、本人の理解を促すために具体的な一手となるかもしれないと感じさせてくれる文献です。

 

こちらの研究は、英国の科学雑誌 Scientific Reports(ネイチャー姉妹紙)オンライン版に掲載されています。

 

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【論文より引用】

 

広汎性発達障害児の優れた能力に関わる 脳内ネットワークを解明 

Published online:25 January 2013

 

金沢大学の医薬保健研究域医学系三邉義雄教授らの研究グループは,産学連携のプロジェクト で開発した「幼児用脳磁計(Magnetoencephalography: MEG)」を活用して,一部の発達障害児は,言葉の意味を理解する事は苦手であるが,目で見た事(および文字)の理解においては,同等,あるいは逆に優れている傾向があることを示し,それは幼少期(5-7歳) より既に認められていることから,生まれながらに備わっている先天的な脳機能に由来す る可能性を示唆しました。

 

そして,特に字を読む能力は,大脳の右半球の後方部(頭頂― 側頭―後頭)の脳機能結合の高さに関係することを解明しました。今回のような幼児用M EGをもちいた脳機能評価は,幼児の複雑な脳機能発達と知的能力についての客観的な評 価方法として期待が高まります。

 

幼児用脳磁計(Magnetoencephalography: MEG)とは,超伝導センサー技術(SQUID 磁束 計)を用いて,脳の微弱磁場を頭皮上から体に全く害のない方法で計測,解析する装置であ る脳磁計を,幼児用として特別に平成 20 年に開発したものです。幼児用 MEG では超伝導セ ンサーを幼児の頭のサイズに合わせ,頭全体をカバーするように配置することで,高感度 で神経の活動を記録することが可能になりました(現在世界で 2 台のみ存在)。 MEG は神経の電気的な活動を直接捉えることが可能であり,その高い時間分解能(ミリ 秒単位)と高い空間分解能において優れているため,脳のネットワークを評価する方法と して期待されています。さらに MEG は放射線を用いたりせず,狭い空間に入る必要がない ことから,幼児期の脳機能検査として存在意義が高まっています。 今回,産学官で開発された幼児用 MEG(脳磁図計)で,健常に発達している幼児(5-7 歳)26人と,広汎性発達障害児童26人を対象として,脳内ネットワークを調べた結果, 広汎性発達障害児童において高い読字能力を示す群は,脳の右半球後方のネットワークが ガンマ波(*)といわれる振動を介して,強くつながっている事が示されました。この関 係は,健常に発達している幼児ではみられない現象であったことから,広汎性発達障害に 固有の,知的特徴に関わる生理学的指標と考えられました。本技術では,幼児に恐怖感を 与えず,わずか 5 分で,脳の機能的発達について検査を行えることから,とても簡便な検 査方法といえます。 広汎性発達障害患者群で,右脳が特定の役割を果たしていることを解明し,幼児の複雑な 脳機能発達と知的能力についての客観的な評価方法を確立できる可能性が高まりました。 

 

https://www.nature.com/articles/srep01139

 

参考:

タイトル:A Custom magnetoencephaligraphy device reveals brain connectivity and high reading/decoding ability in children with autism.(幼児用脳磁図計を用いた自閉症幼 児の読字能力の高さに関連する脳の機能結合の解明) 著者:(Mitsuru Kikuchi, Haruhiro Higashida, Yoshio Minabe et al.) (菊知充,東田陽博,三邉義雄 他)

コミュニケーション哲学 〜福島県の災害を振り返って〜

コミュニケーション哲学
福島県の災害を振り返って〜

 

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東京医科歯科大学で開催された、コミュニケーション哲学の企画。講演者は越智小枝先生、主催者のチーム コテツ初の企画によんでいただきました。

 

代表の岡田先生とは、北海道大学 科学コミュニケーター養成事業でスタッフとして勤務していた時代にお会いしました。高校教諭をされているはずなのですが・・・

いつも、日本全国を飛び回られている多忙ぶり。

今日はどこを飛び回られているかFacebookで確認するのが楽しみな今日この頃。笑

 

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そんな岡田先生にご縁をいただいて、今回、チームコテツのちょりさんや大学生の押久保さん、高校生のみなさんと企画に携わらせていただきました。

 

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事実ではなく、奥行きを知ってほしい

 

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小枝先生は、科学コミュニケーションにおける「対話」をとても大切にされていました。

 

なぜ対話をするのか?
◯伝えたい人が学ぶため
◯知りたい人が考えるため
◯無関心な人に知りたくなってもらうため

 

歴史の負の遺産を、私たちはどのように正の遺産にしていくのか。

 

事実は、科学的な面だけでなく、社会的な面ももっています。だから、科学コミュニケーションは正確な情報を伝えることが大切なのではなく、個人の経験などのバックグラウンドを含めて大切にする必要があります。

 


私たちは何と戦っているんだろう?

 

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風評被害。実際は、放射線で亡くなる人よりも糖尿病で亡くなる人の方が多いし、非計画な非難による多大なストレスで生存率が下がっていることもわかっています。また、避難区域外の逃げ遅れの問題や避難以前に、物資がなくなって自宅で衰弱死する高齢者の問題もあります。

大きくは取り上げられませんが、医療機関で働くのは8-9割が女性なので、災害が起こると子供を守るための行動にでたり、夫の仕事で住まいを外に移動したり、医療崩壊が起きているのは明らかです。放射能の被害よりも原発事故で起きた健康被害の方がはるかに大きい。

 

けれども、これらは、災害が起きる前からあった問題で、災害によって顕在化したに過ぎないです。


大災害後には負の連鎖がはじまるのは目に見えている。


それは全世界の被災地に共通していること。

多くの災害を経験してきたわたしたちは
悪循環を止められるはず。

 

政府は迅速な対応を

 

研究者はすぐに正確な情報を提供を。

 

迅速に悪循環をとめて、

 

つまり、災害復興はまちづくりのチャンスなのです。

 

 

未来の災害に向けて 

 

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災害をきっかけに、支援職につく人もいます。災害を経験したからわかることがあります。

弱者の見える化や災害前の健康促進、逃げ遅れの対策…


災害時には教養が必要になるので、論理力や想像力、思考の幅を広げることは、今すぐにでも鍛えておくほうがいい。

 

災害は世界中で起きている。

 

経験したからこそ知れること、伝えられること。

 

知識から知恵へと普遍化していくことが求められています。それは単純化ではなく、深くひろく知恵にしていくことが必要になります。

 

わたしたちは問い続けるために、敵を知るだけでなく、己を知ることが大切です。

 

 

小枝先生のお話を聞いて

 

グラフィックファシリテーションに感じたことを色にしてみて

向き合うことがしんどいと思いがちなこともきちんと話してくださったこと、そして、そのことを受け止めた上で、災害をチャンスと言い切られる強さを感じました。

 

そして、真正面から向き合ってきた方なんだなと感じました。

 

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グラフィックファシリテーション担当からのフィードバックの時には、そのことを伝えて、会場から疑問や気づきの付箋紙を出してもらいました。

 

そこででた内容については、グラフィックを確認していただければと思います。

 

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コテツのプログラムでは、その後、QFT(質問づくりのワーク)を行い、福島に対して問いを立てました。

 

そして、グラフィックファシリテーションミニ講座を行って、その日1日の気づきをグラフィックとして共有してもらうという新しい試みを行いました。  

 

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とても面白い問い、気づきがたくさん出ていたので、詳しくはコテツのページへ。
https://m.facebook.com/319146118555943/


私自身は「私たちに残ることって何」ってすごくシンプルで、胸に刺さる問いだと感じました。

 

 

 

私たちは何を終わらせて、

何を大切にして、 

何を残すのだろう。

 

 

 

第4回JIDA関西デザインフォーラム「不便益とは」

第4回JIDA関西デザインフォーラム「不便益とは」に参加してきました。

 

講師は京都大学デザイン学ユニットの教授 川上浩司先生

 

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主催者の竹綱さんが、コクヨの大先輩というご縁で、グラフィックファシリテーション担当で入らせていただきました。

 

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「不便益」ってなんだろう。と調べてみて、これは!!と思いました。

 

昔から、電車に乗らずに二駅歩いたり、手間がかかる方を選ぶのが好きだった私にとって、興味津々の内容。

 

そして、会場の共感度もとっても高い時間でした。

 


「こんな便利でいいの?って、みなさん思いません?」


便利な世の中に対して、もう一回よくよく考えてみようよ、という竹綱さんの冒頭挨拶からはじまりました。   

 

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「不便」の定義って?


不便の定義って、手間がかかる・頭を使わなければならない でしょうか。

 

甘ぐりむいちゃいました と 練る練るね〜るね

もしも、練る練るね〜るね が
練られた状態で販売されていたら、うれしい???

 

自動運転で何もしなくてイイドライブって楽しい??

 

やっぱりBe a Driver

 

 

普段電車で移動する道を、あえて歩くことで、気づくことがあったり


安宿に泊まることで、共有スペースでの出会いがあったりする。


手間がかかることに喜びや発見がある。


よく、遠足のお菓子は300円まで。
という制限があって、


「えーーー」なんて言っていたけれど、


無制限だったら、なんでも買えるから
気にせずホイホイ買えちゃって
慎重に選ばなくなっちゃう。

 

300円という制限があるから
モノの価値があがる。


こんな風に、不便であることでいいことがあるよね、というお話し。

 

・機会の拡大
・能動的な工夫がUP
・可視性UP
・モチベーションUP

 

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そしたら、昔に戻れってこと?

 

前半の話を聞いていると、それって、
ポジティブシンキング?
ノスタルジー??
エコ運動???
と思いそうになる。

 

そうじゃないんです。

 

バリアアリーのように、
わざと頭や体を使うような設備になっている施設があったり

 

わざと足元がデコボコして、子供たちがこけそうになるような園庭をつくる園長がいたり

 

足で漕ぐ車椅子があったり。


なんでもやってくれる至れりつくせりでは筋肉が衰えるので、頭や体を使って自然とトレーニングできる施設。

 

わざと足元がデコボコしていることで、こけまいと子供達が生き生きする幼稚園。

 

自分で漕ぐしくみになっていることで、足を動かす習慣が身につく車椅子。

 

どれも、不便にすることによって、良いことが起きている例です。

 

いろんなことを意識して見始めると、便利のおしつけによって、失われたものがある気がしてきます。

 

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グラフィックファシリテーション

 

不便益ってイイな!
ってますます気になり始めました。 

 

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会場に講演の内容をフィードバックした後


「話したことを、わざわざ手間をかけて手描きで描くグラフィックファシリテーションも不便益でしょうか」

 

と川上先生に聞いてみました。

 

「ほんとに、そうだね。」

 

映像や録音などのテクノロジーの進歩で便利なものがあるけれど
わざわざ紙とペンを使って描く。
そこに価値を生み出してるんだよな、とわくわくしました。

 

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急に緊張

 

今回、機会をいただいたものの、模造紙の前に立って、タイトルを描き終えたくらいに気づいたのが、


「はっ!今日の会場にはデザインのプロの方々や先生がたくさんおられるんだ…」
という事実。

 

そんな会場で、2年前にはイラストも描いたことのなかった人間がグラフィックファシリテーションして大丈夫なんだろうか。


もしかして、みんなめっちゃ怒ったりして。
と、ドキドキしながら、ひとまずそれは置いておいてグラフィックに集中。

 

そんな心配はどこへやら。

 

懇親会では、デザイナーの方、大学の先生方からたくさんのフィードバックをいただきました!

 

レイアウトのことや、デザインのこと。

歴史や、今注目されているモノ、コト。

 

あと、ペンについてはものすごくみなさん関心を持ってくださりマニアックな話や、いろんなペンも紹介していただけて
本当にありがたい時間でした。

 

ドイツのメーカーのnueldndのぺん、どなたか輸入してくれないかなぁ。


制限があるからおもしろいこと

 

手間をかけるから気づけること

 

遠回りするところにある出会い

 

いろんなところに価値を見いだし続けられる人でいたいなと思いました!

 

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川上先生、竹綱さん、JIDA関西デザインフォーラムのみなさま、素敵な時間をありがとうございました!

 

CODE for JAPANに参加 〜グラフィックが台湾へ渡る〜

出会った時からお世話になりっぱなしのナミねえさんに声をかけてもらい

CODE for JAPANのグラフィックレコーディングチームとして参加してきました。

 

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よくSNSのタイムラインで流れてくる、楽しそうな活動の様子に、どんな人たちなんだろうなぁと気になっていて。

 

ついにやってきた今回のご縁。

 

ま、まさかおそろのTシャツなんて着ちゃったりするのかな?!

とわくわくしていたら、

出た!大阪のおばちゃんもびっくりなカラフルなTシャツ。笑

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しかし、思いのほかみんなで着るこのカラフルさがしっくりきたのは歳のせい・・・?

 

 

CODE for JAPAN SUMMIT
2017年9月23日、24日
兵庫県神戸市しあわせの村
https://summit2017.code4japan.org/

テーマ    BORDERLESS

 

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なんて平和な場所なんだろう。しあわせの村

 

Code for Japan とは
市民と行政の新しい協働の形を提供する Code for America という米国組織の活動に共感を受け、日本版のプログラムを開始する為に生まれました。テクノロジーを活用し、これからの社会に必要な公共サービスを、市民と様々な業界や分野のプロフェッショナルの人たちと共に作り上げていきます。


行政と民間、エンジニアと非エンジニア、障がいの有無、都市と地方、自分と他人など、世の中には様々な境界が存在します。
一方、社会課題や組織課題は様々な要素が複雑に絡み合っており、単一の組織や考え方では解決できません。

Code for Japan Summit 2017では

『 BORDERLESS 』をテーマに

組織や既成概念を越えて様々な人や組織が協創する可能性を探ります。
webサイトより

 

ちなみに、テーマカラーはレインボー!

 

描くたびに、レインボーって何本ペン使って色塗るんだ?!と、ある意味楽しく毎回レインボーカラーで描いていました。

 

グラフィッカー泣かせのレインボー!笑

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玉さん作のステキすぎるオープニングのグラレコ!!

 

プログラム内容
のべ700名の参加者!

50ものセッションが二日間で開催されました。


海外からのゲスト講演や、ワークショップ、各地の取り組み紹介など、内容も多岐にわたりました。


でむが担当したセッション
■基調セッション
海外ゲストによる海外事例紹介
Civic Hackers Uprising - Wu, Min Hsuan (ttcat)

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名古屋さん、アオナミさん、有廣さん、でむチーム


https://hackmd.io/s/HJwGKTlob#civic-hackers-uprising-wu-min-hsuan-ttcat

 

■地域のBorderlessなコミュニティづくりから、強く楽しいまちづくりを考えよう

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玉さん、でむ、遠藤さん担当

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 参加者からのアイデアスケッチ

グラレコの影響を受けて、イラストで描く方も。

https://summit2017.code4japan.org/session/disaster-prevention/

 

■International Roundtable - How we can collaborate with other countries

海外ゲストを囲んだ英語のみのセッション

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名古屋さん、アオナミさん、有廣さん、和波さん、でむチーム
https://hackmd.io/s/B1PmHlfiZ#international-roundtable-how-we-can-collaborate-with-other-countries

 

■ブリゲードLT
全国各地の取り組みを紹介!

5分間という短い時間に込められた熱い想いをグラレコに。個人的にはこのセッション、大好きです。

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あやねちゃん、でむ担当


https://summit2017.code4japan.org/session/brigade-lt/

 

 

■地域コミュニティをITがつなぐ、まちづくり
https://summit2017.code4japan.org/session/local-community/

 

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玉さん、でむ担当

 


グラフィック、台湾へゆく
今回、チームでグラフィックレコーディングを担当する機会を2度いただきました。

 

2度とも英語のグラレコでした。

 

グラフィックは描く人の個性がでるので

チームで描くことには少し抵抗がありました。

 

チームの中で、

自分が描く担当になったとして

チームメンバーが拾いたい言葉に寄り添って残せるか。

キーワードを拾う担当になったとして

描く仲間の邪魔にならないように、また、参加者の雰囲気を壊さずに会場に寄り添えるか。

サポートに回ったとして

描く仲間の想いを大切にしながら、構造化や色つけをできるだろうか。

 

考え出したらきりがなくて。

でも、今回、不安や期待も含めて共有できる仲間が4人集まり、挑戦することができました!

 

英語の方は、なんとかなるだろうなという思いもありつつ

英語でのグラレコは、一人でノートに描くことはあっても大勢の前で模造紙に描くのは初めてで。


わくわくとドキドキが複雑に混じり合う中、当日を迎えました。

 

社会運動家で有名なTtCATさんのお話は
直前まで日本語での通訳が入るか入らないかが主催者側も明確でなく、どきどき。
なごやんが「頑張ろうね!」と声をかけてくださり、「そうだ、この場に一生懸命全力でいること。感じること。描くこと。が大切なんだ」と、大切なことを思い出しすことができて、背筋を伸ばして挑みました。

 

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グラレコは、神戸のナミさんとありちゃんとなごやんの4人のチーム体制で行いました。


最終的には、日本語の同時通訳が入りましたが
ただでさえグラフィックを描く際に緊張する中、なかなかスリルのある時間だったことは間違いないです。

 

ナミさん、なごやん、ありちゃんがスマートな頭脳をつかって素早く英語のキーワードを拾って付箋紙に書いてくださり
そのキーワードを構造化してその場でグラフィックに描いていく。

 

TtCATさんは、話の内容がとてもテンポ良くて、勢いのある人柄が特徴的で
その熱量が少しでもこめられたらと、勢いよく描くことにしました。

 

完成したグラフィックはと言うと、、

ご本人がとっても喜んでくださり、
なんと、台湾に持って帰られました!

うれしかったのは「beutiful」ではなく、「That's amazing and powerful what you have done!」と言ってもらったこと。

成果物としてではなく、その場を表現するものとして、描くことに挑む姿勢も含めて喜んで捉もらえた気がしました。

 

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台湾へ旅立ったグラフィックと

 

 

みんなで精魂込めて描いたグラフィックを大切にしてもらえるのは涙が出るくらい嬉しいことで。

チームメンバーと一緒に、今回の英語での挑戦に手応えを感じれた瞬間でした。

 

 

そして、2日目の朝に迎えた International Roundtable
海外ゲストを囲む、英語のみの通訳なしのディスカッションのセッション

 

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この日も、ナミさん、ありちゃん、そしてなごやん、和波さんとチームとしてのグラフィックレコーディングを行いました。

 

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英語での熱い対話が繰り広げられる中、ナミさん、なごやん、和波さんが総戦力でキーワードを拾ってくださり、わたしとありちゃんで、キーワードを描いた付箋紙を取捨選択して構造化して描くという流れで行いました。

 

とにかくその場に全力でいること。

一生懸命であること。

体のすべてを張りめぐらせて、場を感じて、その場を良い場にするんだという気持ちであり続けること。

でも、場の空気を大切に和やかでいること。

 

英語のみのセッションだったので、どのくらい話の流れをつかめるか不安もありましたが、

グラフィックを描く過程自体が会場のみなさんの励みになっていた感覚があり

完成したものを「きれいだね」ではなく「パワフルだね」と、見た目でなく身体で受け取ってもらえたことが一番よかった。

 

 

 

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チームで描くことの強みと、無限大の可能性を感じられた時間。

 

来年の世界大会に向けて、英語もしっかり鍛えていきたいと、フツフツ気持ちが沸き立ってきました。

 


二日間を通じて再確認したこ

グラフィックを通じて、講演者の方に寄り添えたり、主催者の方とともに場をつくれるこの瞬間がわたしは好きです。

 

自分自身がワークショップや場づくりのファシリテーションをしているからこそ、場の雰囲気が動くこの場に、グラフィッカーとして特等席で関われることの喜びは人一倍で。

 

そして、今回は、チームで挑むということに初めて挑戦しました。

 

しかも、日本人が壁に感じることの多い言語を越えたグラフィック。

 

グラフィックの可能性が広がりました。

 

わたしにとってグラフィックは、

人を大切にするために、

本音を引き出すために

その場にいる方が次の一歩を踏み出すきっかけを手にするために

そして、その瞬間瞬間に、心から関わるための大切なツールなんだなぁと改めて思いました。

 

どんな場にしたいか。
参加者にどのようになって帰ってほしいか。

相互的なコミュニケーションを生みだすために、どのようなプログラムにするか。

こんなことを考えるのが楽しい。

 

そしてもう一つ。

チームを信頼することで可能性が無限大だということも知ることができました。

 

まだまだ、場づくりについても学ぶことも考えていくこともたくさんあって、やりたいのはグラフィックな訳ではなく、その先の活用だな。と改めて感じました。

 

発達障害の子どもも大人も、対話を可視化することで、理解やコミュニケーションが格段に変わります。

 

でも、そのことはまだ社会にあまり知られていない。

 

わたしにできることは少ないけれど

この二日間の想いを大切にして、仲間を募りながらこれからの長い道のりに挑んでいく勇気をもらった時間でした。

 


最後に
700名もの方が参加したCODE for JAPANで、19名のグラレコチームをまとめるのは本当に大変なことだと思います。

 

グラフィッカーがのびのびと描けるように。

そして、一人ひとりが自分で考えて行動したり、挑戦したりできるのりしろのある環境をつくってくださった小野さん、なごやん、そして、三澤さんに感謝です。

 

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学びでいっぱいの2日間、偶然集まったこのメンバーには、ここで出会った意味があると感じています。

 

一緒にこの空間を過ごせたことに感謝して。

ここで出会った方々にも、いつもグラフィックを応援してくださっているみなさんにも感謝しています。

ありがとうございました!

 

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