大切なものをたいせつに

北極海航海に2度いくほど海が好き。 疑問に思ったことは自分の目で見て感じて確かめたい、と17歳でイギリスに1年間滞在、その後、北極海研究船に2度乗船する。メーカー勤務、大学勤務の中でその場で「話の見える化」を行うグラフィックファシリテーションと出会う。会議、ワークショップ、講演会、教育現場等、これまでに500以上のの現場に携わる。発達凸凹への活用を中心として、組織開発や教育現場での活用法を探求している。 https://www.tagayasulab.com/graphicfacilitation

グラフィックファシリテーション体験会@札幌開催

母校のある札幌でのグラフィックファシリテーション体験会、無事に初開催できてうれしく感じています。

 

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後輩にあたる個性豊かな学生のみなさんも来てくれて、いつもより少し鼻息荒くなりつつ居心地の良い時間を過ごさせていただきました。

 

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学生の方からプロのファシリテーターの方まで、年齢も職業も価値観もさまざまな35名を超えるみなさんにお越しいただき刺激的な場だったな、と感じています。

 

年齢だけでなく、肩書きも超えて仲良くなってしまう「描くこと」と「ダイアローグ(対話)」の組み合わせのパワフルさには何度立ち会っても圧倒されます。

 

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一見「絵を描いている」ように見える技術の中に、自分自身がもっている価値観やフィルターへの気づきや、思考のクセだったり、聴く時の姿勢など、さまざまな気づきや視点があることを少しでも体験していただけていればうれしいです。

 

コミュニケーションの中に「描いてみる」を取り入れるとどうなるのかを体験した後の気づき。

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「自分の頭の中をA4用紙に描いてから、相手に伝えてみる。」をやってみた後の気づき。f:id:dem34:20190214000159j:image

 

最後の参加者の一言感想は、学生4人のみなさんが自分から手を挙げてチャレンジしてくれました。

 

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何が正しい、間違っているはそこにはなく、その先にある大切な話ができる場をつくるために、VisualThikingは世界共通言語だと感じています。

 

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今回は体験会ということで、お伝えしたいことの5%くらいしかご紹介できていません。

 

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もし、関心を持ってくださった方は、ぜひ1DAY講座にお越しください^^

札幌は6月、8月に予定しています。

 

開催にあたりコーディネートしてださった関口 郁恵さんやサポートしてくれた千種さん、学生さんへの呼びかけに特にご協力くださった池田さん、そして、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

 

 

【ご案内】
■GraphicFacilitation×凸凹
→グラファシの実践を共有したり、描くチャレンジのできる場を共有するFacebookグループです。ぜひ、ご参加ください♪
https://m.facebook.com/groups/423617311401116

 

■3月30日(土) 富山開催
Visual Practice-1DAY
グラフィックファシリテーション基礎編
https://www.facebook.com/events/328442051215273/

 

■3月31日(日)富山開催
Visual Practice 実践編AM/PM
https://www.kokuchpro.com/event/3fa2fdb34718beb6672b4fe9d0cc640d/

 

■4月21日(日)大阪開催
Visual Practice-1DAY
グラフィックファシリテーション基礎編
https://www.kokuchpro.com/event/8c05a7d24c095bcacc70c9be4e0f6ba4/ 

 

■6月中旬予定-札幌開催
Visual Practice-1DAY
グラフィックファシリテーション基礎編
https://www.facebook.com/events/1186074808208538/ 

 

■8月31日(土)札幌開催
Visual Practice-1DAY
グラフィックファシリテーション基礎編
https://www.facebook.com/events/303629720292112/

 

■その他
8月25日(日)
日本発達障害学会@北星学園大学
グラファシを使った対話の場開催 

日本発達障害学会の中で、グラフィックを活用した対話の場のラウンドテーブルを持たせていただきます。

北海道札幌市にある、北星学園大学に打ち合わせに行ってきました。

 

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打ち合わせの内容は、2019年8月24,25日に開催される第54回日本発達障害学会の中で開催するOne day cafeの対話の場についてです。

 

肩書きも、こねもない、あるのは「自分たちで対話の場をつくるんだという想い」だけで、当事者や支援者、関係者が力を合わせて続けてきました。今年で3年目になります。

 

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3年前に学会に参加したとき「本人たちの声なしにすすめられていく支援や研究」に疑問を感じ、そのときの衝動が、毎月対話を重ねることへのエネルギーとなり、グラフィックファシリテーションの腕を磨く原点となり、対話の場を通じて様々な人の知恵や気づきを積み重ねてきました。


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障害をもった当事者が、自分でできることは何か、どこまでの合意的配慮があれば幸せか、あなたはどう思っているのか…。

 

一方的に決めつけるのではなく、それぞれが考えるきっかけとして。当事者や研究者、家族、支援者、教員、同僚が対等な立場の中で、自分の言葉で伝えたいことを話す対話の場が学会に取り入れられるのは、緊張もありますが、何か小さいかもしれないけれど、変化が起きる可能性を感じています。私自身にも変化が起きています。

 

凸凹ってグラデーション。

障害ってあいまい。

 

凸凹(得意不得意)が濃いせいで「発達障害」とラベルが貼られる人も、助けてもらっているうちにだんだんと、助け方も学んでいって助ける側になっていたりする。

 

助けてる側だと思っている支援者や家族の方が、本当はまっすぐな姿勢で頑張っている障害をもった当事者からたくさんのことを学んでいたりする。

 

年を取れば、目が見えにくくなったり、足が悪くなったり、手が自由に動かなったり、みーーんな障害者になるのに。

なんで、私たちは目の前の人に寄り添おうと思わないんだろう。

 

子供の頃から障害があるとかないとかで学校を分けたりして、私たちから学ぶ機会、友達になる機会を奪ったり、教育現場から多様性を失うことをしてきたんだろう。


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そんな、当たり前になっているようなことを問い直す場になるといいな。と、できることをじわじわとやっていくつもりです。

 

どうか、ここからの凸凹フューチャーセンターの応援も、よろしくお願いします!

グラフィックハーベスティング講座@関市

関市のグラフィックハーベスティング講座

去年の12月に2回、そして、2月と、3回が無事終了しました。

 

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今回、サステナビリティ・ダイアログのゆりさんにお声かけいただき、グラフィックをメインにしたハーベスティングの立場にいながら、そこで起きること、起こらないこと、場を見守る人としてそこに居させていただきました。

 

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 ゆりさんを中心にこの講座をいいものにしよう。という想いをもった関市方のまちのみなさん何時間もかけて事前に準備して、毎回の1日講座が創られていきました。

 

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関市でグラフィックハーベスターとして活躍しているつきちゃんや、カナさんが講座を教える側になったり、呼びかけがあちこちにあったり、描く以外の大切なことをたくさん吸収する時間。

 

とっても熱量が高くて、この場を見たら、色んな人が羨ましくなっちゃうような場だったんじゃないかか、と思います!

 


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まちのことをたくさん考えているからこそ出てくる言葉は、市の職員さんという枠を超えて、その人にしか伝えられないメッセージになっていました。


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1回目、2回目も文章に残したくて何度かパソコンをあけたのですが

 

この時間でおきたことをどんな言葉に残せばいいのかわからなくて結局書きかけのままとなっていました。

 

20代の方から、60歳を超える方まで。

同じテーブルで対話することの可能性。

 

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例えば言葉にすると

「若い人が歩み寄ってくれない」

「地域の代表が話を聴いてくれない」

となるかもしれないけれど

伝えたいメッセージは別。

 

一緒に話しているうちに、気持ちや目指している方向性は近いんだという事に気づいたりふる。

 

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学んだ!

とうよりも、

学んだ?

という言葉がしっくりくる感じ。

 

私たちは伝えたい!行動にしたい!

というよりも、

まず

私は何を伝えたい?どんな行動にしたい?

をひとり一人が考える時間だったように感じました。

 

うまく言葉にできないけれど、

知識の詰め込みや即効性のあるスキルよりも

さらにスケールの大きな、

一歩踏み出す勇気や、対話の

受け取った時間な気がしています。

 

不思議な時間でした。


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自分自身の気づき

ここからは自分の話。

自分が結構な食い込み具合で地域の課題解決に向けて行動している一人だったということに気づきました。結果として。

 

"結果として"というのは、頭の中が多動だったり、人よりも会話を覚えておける時間が短いことで「対話ができない」「話がとぶ」「否定されても覚えていないので答えられない」「傷ついても傷ついたことにその瞬間に気づけない」そんな日々を生きてきて、ただただ「安心して話せる場がほしい。」それが自分のエネルギーのコアです。  

 

そのコアを応援してくれたやまえもんさんや奥野さん、宮崎さん、上田さんをはじめ、活動を応援してくれる人がいたことで、自然とまちづくりに発展してきたんだな、という当たり前のことに気づきました。

 

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どんな人も安心して自分の言葉で話せる場が必要だと感じて毎月開催してきた対話の場は、障害を持った人や、学校に行けない子、休職中の方、器用ではないけれど一生懸命生きている人の居場所になってきています。

 

必要がなくなれば、この対話の場はなくなればいいし、ほかのやり方があれば、そのやり方も考えていきたい。

 

キラキラした名前のついたプロジェクトではないかもしれないけど、毎月、課題をもった人が自然とそれを口に出して、対話を通じて解決したり、行動が起きたりする場。

 

言うのは簡単だけど実行するのは簡単じゃないから。これからも、地味だけど少しずつできることから続けていきたいな、と改めて感じました。

 

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つきちゃん、カナさん、

関市の幸子さん、えびちゃん・・・

 

この場に繋いでくださったゆりさん

ありがとうございます。

 

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最終日、富山や山口から駆けつけてくださった応援してくれる人がいることの存在も、とっても尊いな、と感じて感謝しています!

 

Visual Practice!乃村工藝社さんにてグラフィックファシリテーション講座

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今日はなんばパークス19階でVisual Practice!

グラフィックファシリテーションの研修でした。

 

1年くらい前に凸凹フューチャーセンター主催のグラフィックファシリテーション講座に娘さんと一緒に参加してくださり、それからというもの、岡さんファミリーにはいろんなご縁でお世話になっています。そして、今回もそのご縁の一つで繋いでいただきました。

 

おしゃれロビーにおしゃれな会議室。

壁も貼りやすく壁マニアとしてはなんとも居心地の良い会場でした。


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今日はデザイナー、プランナーさんといったデザインを本職にされている方のプロみなさんとの時間だったので、1ヶ月前から緊張していました。笑

 

結論から言うと、良い方ばかりで、グラフィックファシリテーションを体験してみての気づきを色んな角度からいただけてとっても楽しかった!

 

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「対話を見える化する」。

こんなシンプルなことが人とのコミュニケーションを変えていくのが面白いです。

 

岡さん、サポートしてくださった市場調査社さん、そして、機会をくださった乃村工藝社さん、本当にありがとうございました!

【受講者向け】VisualPractice-グラフィックファシリテーション基礎編@富山

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こちらのページは、2月2日に開催したVIsualPracticeの受講生のみなさんが、学びを振返れるよう、ハーベスト(学びの収穫)バックをできるよう作成しています。

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『VisualPractice-グラフィックファシリテーション基礎編@富山』、ご参加くださりありがとうございました!個性豊かなみなさんに囲まれて、あっという間の1日講座でした。

 

鈴木の実施するVIsualPracticeの講座は、毎回、開催地域、参加者の属性、その時の場によってプログラム内容を変えています。また、同じ事を聴いたり、実践したとしても、そのタイミングや、順番によって、定着度や浸透度が変わってくるので、実際に講座を進めさせていただきながら、よりスキルや知識が浸透すると感じたように順番を変更したり、追加したり手放したりと変更しながら進めています。

 

今回の講座では、絵が苦手な方も、話すのが苦手な方も、聴くのが苦手な方も様々な方がおられたと思います。最後にはほとんどの方が、自分の内側にあるフィルターを意識しながら構造化を手放して絵を描けていました。サポートとして入ってくださったきっしー☆さんからは、はじめに行った自己紹介ペアワークの際と、最後にストーリーテリングで描いた際では、「みなさんの雰囲気もグラフィックも大きく変わっていた!」とコメントいただきました^^自分自身がどのように変化したか、自分では気づきにくいものですが、ぜひ、1日の講座での学びを振返りながら、自分自身が何を感じて、どのように変化したか、4Fold Practiceを思い出しながら、1日の学びを味わっていただければと思います。

 

下記よりスライドを閲覧できます。

drive.google.com

 

 

 

Goal(目標)とグランドルール


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きっしー☆さん、ゆうたろうさんが描いてくださったランドスケープ

その時の気持ちが思い起こされる素敵なランドスケープありがとうございます。

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1.チェックイン 

 -今の気持ちをかいて話す
  自分を整えるワーク

 -フリップ自己紹介

  ①呼ばれたい名前 ②2018年の気持ちグラフ ③お仕事/活動 ④最近気になっている事 

 

2.4Fold Practice

 自分自身が、

 今、どの位置にいて、

 次に、何を学びたいのかを一人ひとりが確認しました。

   -自分の得意なところ

 -自分の苦手なところ、学びたいところ

 

どの場所が一番良いとかではなく、ぐるぐると4つのフィルターを移動しながら学びを続けていきます。みなさんはどこに立っていましたか?

 

3.ペアワーク

 「描く」ことで起きる事を体験しました。

 描き始めると、描いてもらうヒトの気持ちを知る機会が減るので、

 「描いてもらう事で起きる事」についてもフォーカスしました。

  ※気づきはグラフィックを参照

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4.描く道場

 描く基礎練習をしました

 ※スライド参照

 

5.1人で描く

 自分の頭の中を書き出して、相手に伝えるワークをしました。

 

6.デモンストレーションとホスティングチャンス(チャレンジチャンス)

 ①目の前でグラフィックファシリテーションを活用した対話の体験をする人

 ②グラフィックハーベストにチャレンジする人

 ③2つに分かれて体験しました。

 

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「目の前で描くグラフィックファシリテーション」と

「横/後ろでかくグラフィックハーベスト」では目的が異なります。

 

目の前で描くグラフィックファシリテーションでは、その場の話し手の表情や気持ちにフォーカスし、「あなたはこんな気持ち?」と問いかけるように表情を添えて描いて行きました。描き手は絵でファシリテーションをするのであまり場に介入せず、その場にいる人の熱量が高いときに反応して大きくかいたり、何度も出てくるキーワードを大きく表現したりしました。

 

グラフィックハーベストでは、描き終えた後に、描いてみて感じたことをフィードバックする形で、描き手の自己開示を行い、話し手への気づきを促しました。

 

共通する大切な点としては、「描く」行為自体がパワフルなので、問いを立てるときも、フィードバックするときも、決めつけて伝えるのでなく、「こうですか?」という姿勢が基本になることをお伝えしました。最終的にその問いかけやフィードバックを受け取るか受け取らないかは、その場の主役である対話をしている人たちです。

 

7.ミニレクチャー

 Kalvy birdのGenerative Scrivingを紹介しました。

www.kelvybird.com

 

8.相手の話を描く

 ストーリーテリング

 3人一組で、話す、描く、聴くの練習をしました。

 描く事で起きる事、描いてもらう事で気づく事、こちらから多くを言わなくでも、

 話し手が自らsmall stepを見いだしていくことの気づきを得ました。

 また、描き手の存在はパワフルなので、恣意的にもできてしまう点もあり、

 ハーベストバックをする際には注意する事も共有しました。

 

9.ミニレクチャー

 発散と収束、目的による描き方の違い

 実際に大阪府八尾市で使用しているスライドを使ってご紹介しました。

 ※スライド参照

 

9.複数人でかく

 1日の感想を3,4人でお互いに描き合うワークをしました。

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Fecabook グループでグラフィックファシリテーションの情報共有をしています。

ご興味ある方はこちらからご申請ください^^

凸凹×GraphicFacilitetion

 

 

 

今後のVIsualPracticeの講座ご案内

 

2月11日(祝月)13:00-16:00@札幌

www.facebook.com

 

3月3日(日)10:00-12:00@能登町(予定)

グラフィックファシリテーション体験会

 

3月30日(土)10:00-18:00@コワーキングプレイスCOMSYOKU 

Visual Practice-グラフィックファシリテーション基礎編

https://www.kokuchpro.com/event/d82b912c37388814123fb83918a11c05/

 

3月31日(日)10:00-13:00 @コワーキングプレイスCOMSYOKU 

Visual Practice-話し合いの場での実践編 

https://www.kokuchpro.com/event/3fa2fdb34718beb6672b4fe9d0cc640d/

 

3月31日(日)14:00-17:00 @コワーキングプレイスCOMSYOKU 

Visual Practice-場づくり実践としてのファシリテーショングラフィック

https://www.kokuchpro.com/event/3fa2fdb34718beb6672b4fe9d0cc640d/

 

4月20日(土)10:00-18:00@大阪Biz粋

Visual Practice-グラフィックファシリテーション基礎編

 https://www.kokuchpro.com/event/8c05a7d24c095bcacc70c9be4e0f6ba4/

 


4月20日(土)10:00-18:00@北海道札幌

Visual Practice-グラフィックファシリテーション基礎編

https://www.kokuchpro.com/event/66938a4605c5f93af3da6e4097514c58/

 

 

Visual Practice実践のお誘い 

以下のイベントで、グラフィックを描いてくださる方を多数募集しています^^

 

3月2日(土)10:00-13:00@コワーキングプレイスCOMSYOKU 

 イベント内でのグループワークでのグラフィック 

www.facebook.com

 

 

 

3月3日(日)13:00-16:00@能登町役場

第3回のと未来会議の対話の場でのグラフィック

能登町役場のHPはこちら

sayo-dem.hatenablog.com

 

 

 

Tokyo Graphic Recorder- 淳子ちゃんの修了作品展

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Graphic Recorderの淳子ちゃんと話がしたくて、東京へ。

 

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東京藝術大学の卒業・修了作品展におじゃましてきました。

 

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8年間の大作がとても丁寧にまとめられていて、興味津々でかぶりついて見せてもらってきました。


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デザインについて全くの素人ですが、作品展では表現する力強さや探求へのこだわりを感じて圧倒されました。


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私自身、もっともっと自分と向き合って、表現する力、磨きたいです。

 

ジャズセッションのようなライブ感〜MICHIKARA官民協働FORUM@東京

MICHIKARA官民協働フォーラム

http://michikara.com/event/

(全てのグラフィックレコーディングは一番下に掲載しています。)

 

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ジャズセッションのようなパネルディスカッションのオンパレード。ファシリテーターは、コクリプロジェクトを見てずっとお会いしたかった方の一人、一人ひとりの存在を大切にされている空気感が素敵な三田愛さん、大きな器でまるっと参加者をホールドされる大きな海のようなファシリテーションの野村恭彦さん、変革を確実に起こす変革屋として存在感のある問いを投げかけられる男前な雰囲気の佐々木裕子さん、たくさんの人・場を巻き込んでおられる方なんだなと感じる勢いのあるファシリテーションが軽快だと感じた山田崇さんという個性的なみなさん。そして、豪華なゲストの方々と、先見の目をもった尖った官民のみなさん。今回は、そこにグラフィックレコーダーとしてスタッフ側に入れていただいてきました。

 

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わたし自身、八尾市、能登町京都市で会議に伴走させていただいているので、ライブ感を味わいながら、ふむふむと学びながら描かせてもらいながらのグラフィックレコーディングとなりました^^

 

各地でご活躍されている方々がゲストとして話されました。

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(全てのグラフィックレコーディングは一番下に掲載しています。)

 

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後半のOST的な対話は、会場から話したいテーマをスマホから募り、「いいね」の数の上位から決定していく形式でした。どれどれ、どんな仕組みなのかなと試しにテーマを入力してみたところ、選出してもらったので。思い切ってテーマオーナーになって「繋がる余白の創造」について話しました。

 

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来てくださったメンバーに恵まれて、官民両方のリアルな声を存分にお聞きしながらテーマ代表としてファシリさせてもらうのは本当に楽しかった。

 

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最近、ファシリテーター側にいると見えなくなることがあるなと感じていて。「チャンスがあれば、意識的に"参加者になる"」ことの気づきの豊かさを改めて感じました。全体のグラフィックレコーディングを引き受けてくれて、ぶつくさ言う私の背中を押してくれたタオルマン、ありがとう。


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対話の場での出来事

ここからは、会場で生まれた21テーマ→21グループできたうちの1グループ「余白からうまれる繋がりの可能性」を参加者の視点でご紹介します。

 

面白かったのは

 

「くせものとか異端児とか、かみ合わせの悪いものから新しい価値が生まれるよね」

 

「そもそも官民のかみ合わせ悪いよね」・・・

 

「目的は協働じゃない。うまく協働しようとするからうまくいかないんじゃない?」

 

「お互いナナメから見る関係で協働すればいいんじゃない笑」

 

このくだりが、今日一番のハートわしづかみポイントでした。

 

 

 

私たちのグループが最終の90秒間の発表で話したのはこんな感じ↓

 

大きく分けて2つの余白があるとする。

 

自分の内側の余白の話と、

自分の外側・環境にある余白の話。

 

活動的な頑張る人たちはあちこちで頑張っていて、疲れちゃう問題。自分の内側に余白をつくってもまたすぐに埋まって疲れちゃう。

 

だから、内側にある疲弊感とか愚痴とか課題を出し切れるようなゴミバコ(仮)??(個人的にいろんな人の課題感をごちゃ混ぜに出せる安心安全の対話の手法があればいいなと思った)があったらいいんじゃない?定期的に外に出してしまえば、自分自身の中に余白がうまれる。そして、自分にとっては"疲労感の源"だったり"課題"だったりするんだけれど、それは、他の誰かにとっては宝物かもしれないし。

 

その時に大事な2つの視点。

 

1つ目は、

民共に、普段の自分たちの山(ニーズ/方向性)よりもさらに上の山を見ることで、一見お互い違う山だと思っていた課題が、大きな視点で見ると同じ大きな山を見ているのだということに気づくこと。視座の高い視点が必要だね。という話。このゴミバコ(仮)を使えるのは、この大きな山を登りたいと思っている人であるという条件。

 

目標が決まると、比較的まっすぐに目標の山を登っていける民に比べ、官は、山を登るためには地域のことやさまざまな内部の倫理観がじゃまをしたりする。一緒に山を登るためには、その負荷を分け合う精神が必要になってくるのかも。

 

2つ目は

ゴミバコ(仮)に色々なものを捨てるためには、大前提として「完璧じゃなきゃ」という考えは手放さないとダメだよね。「完璧じゃなきゃ!」って思ってるうちは人にも頼れないし、自分でなんでもやろうとして抱えてしまう。

 

「ゆるやかな使命感」がキーワードになりそうだよね!「ゆるかんだね!笑」というような話をしました。 

 

 

まずは内側に余白をつくる。

そして、環境にも余白をつくって、繋がる可能性や、新しい価値観を生み出す可能性を育てていく。

 

そんな話をしていました。

 

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1年やそこらで何か起きるものではないのかもしれないけれど、正しいとか間違ってるとかじゃなく、その先の話があちこちで生まれていてワクワクしました。

 

並々ならぬ行動力で、今回のご縁をくれたタオルマン(肥後 祐亮)ありがとう!相変わらずタオルマンのグラフィックはわかりやすいし、何よりみなさんから愛されていました。笑

 

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それにしても、今回は珍しくヘロヘロ度が98%です^^;

 

スタッフのみなさん、運営メンバーのみなさん、このような場をひらいてくださり本当にありがとうございました。

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(写真はFuki suzukiさんからいただきました)

 

 

 

今回のグラフィック一覧

一括ダウンロードされたい方はこちら↓↓↓

グラフィックファシリテーション_官民協働FORUM

 

*参加された方が、来れなかった人にその日な感じたことを伝える際に役立つように。という視点で、当日のジャズセッション、ライブ感や熱量を閉じ込めたグラフィックを意識しています。

 

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オープニング
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セッション1
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セッション2
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セッション3
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後半への問いかけ
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プラットフォームの設計図をつくるための対話
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プラットフォームセッションの発表

(21チームが90秒ずつ発表)
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クロージング
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